鍼灸師になった理由をたまに聞かれるので
ここに綴ってみます。
鍼灸師になった理由は
特にありません(笑)
手先が器用な方なので
手に職あればよろしおすなぁ
くらいで始めました。
なので、立派な理由なんてありません。
が、やるからには徹底してやったろう
という思いでやっております。
ただ、
”鍼灸がうまくなりたい！！”
という思いはやたら薄く、
むしろ、
絵がうまくなりたいとか、
ピアノ弾きたいとか、
盆栽育てたいとか、
カレー食べたいとか
そんな思い(雑念)の方が多いです(笑)
うまく言えないですが、
鍼は私の中で生活の一部なので
常時 鍼を持ち歩いており
トイレでも風呂でも外泊先でも
他人の家でも映画館でも飲食店でも
銭湯でも電車でも新幹線でも葬式でも
ずっっっっっと持ち歩いて
隙あらばいつでも鍼しており
寝る直前まで鍼して、
ちょっと目が覚めたら鍼をして、
起床して直ぐに鍼してます。
趣味とか仕事の範疇ではなく
もう生活の一部で、
空気吸うのと一緒です。
”もっと上手に空気が吸いたい！”
なんて普段思わないのと一緒で、
鍼することが当たり前なんです。
これが向上心からなのかは知りませんが、
”鍼がうまくなりたい！”
と口にするのもまた違うんです。
鍼することが日常なんです。
(伝わらないかも知れませんが
そういう領域があるんです)
その中で、発見があったり
失敗があったりして身を削ってますが、
この経験が患者さんに還元できれば
という思いで鍼師やってます。
他の鍼師さんがどんなんか知りませんが、
私はそんな感じです。
お わ り
