Q&A

施術に関してよく受ける質問を紹介致します

鍼 灸

Q. どのような症状を診てもらえますか?

A.今まで臨床現場で
様々な病を診させて頂きましたので紹介します。

顔面神経麻痺三叉神経痛
自律神経失調症、うつ病
不眠過眠症
睡眠時無呼吸症候群
メニエール病、めまい、
良性発作性頭位めまい症

緊張性頭痛、偏頭痛、群発性頭痛、
脳卒中の後遺症関節リウマチ
パーキンソン病
頚腕症候群、頚椎捻挫、
頚椎椎間板ヘルニア、ムチウチ、
胸郭出口症候群
変形性股関節症
変形性膝関節、膝の痛み、
足底腱膜炎、モートン病

肩こり四十肩、五十肩、
肩関節周囲炎腱鞘炎、バネ指
手根管症候群(正中神経麻痺)
腰痛、ぎっくり腰、
坐骨神経痛、腰椎すべり症、
腰椎椎間板ヘルニア下肢静脈瘤
胃の痛み、胃腸炎
逆流性食道炎肋間神経痛
便秘下痢
潰瘍性大腸炎肝炎手掌紅斑
バセドウ病橋本病
糖尿病痛風、貧血、浮腫
痔核、裂肛、痔瘻
膀胱炎、膣炎、IgA腎症、
全身性エリテマトーデス(SLE)
前立腺肥大、勃起障害(ED)
更年期障害乳腺炎
生理痛、月経困難症、PMS
月経不順無月経
子宮筋腫冷え性
悪阻不妊逆子
習慣性流産・不育症

中耳炎、突発性難聴、感音性難聴、
急性低音障害型感音難聴、
耳管開放症、

アレルギー性鼻炎
副鼻腔炎嗅覚障害
眼瞼下垂眼精疲労
結膜炎麦粒腫、霰粒腫
夜泣き、疳の虫
摂食障害、食欲不振
摂食嚥下障害
咽喉頭異常感症(ヒステリー球)
気管支喘息、小児喘息
アトピー性皮膚炎手湿疹乾癬
尋常性ざ瘡(ニキビ)多汗症
帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛
円形脱毛症、全頭脱毛症
耳下腺炎味覚障害
舌痛症顎関節症歯ぎしり
幻肢痛など

他にもまだまだあると思いますが、
覚えてる限り列挙させて頂きました。
ここに掲載していない疾患の場合も御相談下さい。

Q. 鍼って本当に効くのでしょうか?

   
A.鍼はとても有効です。
人によって効果は違ってきますが、
ツボや施術方法などポイントを押さえることができれば
効果を期待できます。

Q. 鍼は痛そうなイメージがあります…

 
A. 当院で使用している鍼は
髪の毛程の細〜い鍼です。
尚且、とても浅く浅く刺入します。

夏に蚊に刺されても痛くないように、
細く浅い鍼だと痛みを感じることはありません。
とても敏感な方には
刺さない鍼というのもご用意しております。

鍉鍼(てい鍼)
鍉鍼(てい鍼)

Q.鍼が怖いのですが、沢山刺されるのですか?

A.体中にハリネズミみたいに
鍼を刺入するイメージを持たれる方がいらっしゃいますが、
当院では鍼は刺しても数本です。
主に手足か背中、お腹に刺入する程度です。
体中に沢山鍼を刺入して良く効果が出たとしても、
施術者側からすると”結局どこの何が効いたのか?”
わからなくなってしまいます。

野球の打者の場合でも、
目をつぶってバットをブンブン振りまわせば、
球が当たりヒットになる可能性はありますが、
そう まぐれは続きません。
ちゃんと自分でヒットを論理的に説明できる
打撃フォームやタイミングの取り方であれば
続けて高打率を残せます。

鍼治療も一緒で、
数打ちゃ当たる鍼をするのではなく
一本でもちゃんと説明できる内容の治療でないと
精度の良い内容とは言えません。
じゃないと続けて良い効果を出すことは難しいです。

また、数打ちゃどこかに当たる鍼で
治療効果を出せたとしても
当たらなくてもいいところにも
響いてしまうリスクがあります。

“効くツボ”は良く作用するだけではなく、
使い方によっては悪くも作用し得ます。
なので、活かすことができる反面、
悪くもできることもできるため
経穴は慎重に選んで施術しなければなりません。

Q. 灸は熱いですか?

   
A. 

小林清親 「日本萬歳 百撰百笑 胴背焼潰し」(1904)
小林清親 「日本萬歳 百撰百笑 胴背焼潰し」(1904)

↑灸はこういったイメージを持たれておりますが
当院で施す灸は
米粒より小さい灸を据えます。


感じ方は個人差があり
「暖かくて気持ち良い♪」
と仰る方もいれば、
「チクッ!」と感じる方もいますので、
熱くないとも言い切れませんが
画にあるように
体中に灸を据えるようなことはしません。
また、灸の痕が皮膚に残ることもございません。

Q. 灸を希望すれば施術してもらえますか?

   
A.灸の施術に関しては、
御体の状態を診てから判断します。
と言うのも、灸は体質によって
合う方と合わない方がおり、
灸を施すことで
逆に症状を悪化させる可能性があるため
慎重に扱わなければなりません。

Q. どのくらいのペースで通院すれば良いですか?

   
A. 施術の効果を確かめるために、
最初は週2回ほど来て頂き、
症状が改善していけば週1回、
10日に1回、2週に1回といった感じで
間隔を空けて診ていくのが理想ではあります。
ただ、患者さんの都合もあるので
その辺りは相談して診てゆきましょう。

Q. 何回くらいで改善しますか?

   
A. 実際に御体の状態を診てみないと
何とも言えませんし、
施術効果も個人差があるため
“○回で改善できる”
というのは明言できませんが、
4〜5回ほど続けて診させて頂ければ、
御体の状況が大体把握できますので
その時に今後の展望をお伝えできるかと思います。

Q. 患部に施術してもらえますか?

   
A. 患部に施術してほしい
という依頼はよく受けますが
当院では患部に拘らず、
全身の状態を詳しく診た上で
適切な経穴を選び施術させて頂きます。

肩こりを例に説明しますと
肩が凝ってるので肩を揉むと気持ちいいですよね。
その場では気持ちいいのですが、
知らない内にまた凝りが戻っていることが多いです。
鍼の場合も一緒にで、
肩が凝っているから肩に鍼をすると
凝りに響いて気持ちいいです。
ただ、”気持ちいい”で終わることが多いです。

この現象を川の流れで例えますと、
目の前で川が淀んでゴミが溜まっているとします。
一生懸命に綺麗に掃除してゴミが0になって
スッキリしたね♪と家路につき
翌朝にまた川を見にいくと、
またゴミが溜まっているとします。
綺麗に掃除を繰り返しても
ゴミが溜まってしまう現象が続くとしたら
どう考えますか?
川の上流からゴミが流れてついてきてるのでは?
と考えますよね。
では、川の上流で何が起きてるのか?
川を辿って原因を究明します。

東洋医学における人体の症状も、
どこかに原因があり、流れ流れて行き着く場所が
凝りであったり、痛みであるものだと考えます。
患部に施術するのは、先に出た川の掃除と一緒で
その場ではスッキリしても根本的な解決に至りません。
では、根本的な原因をどこに求めるか?を考えた時
五蔵六府から来ているのではないか?と
東洋医学では考えます。
体には五蔵六府より起因した経絡が縦横無尽に走行し
経穴というツボが位置しています。
それらの特性を駆使し
鍼や灸を施すことで五蔵六府に響かし
働きかけることができます。
このように体の内側から根本的な原因に
作用させることができるのが鍼灸術の神髄であります。

説明が長くなりましたが、
このような論理のもとで患部に拘らず
施術させて頂きます。

Q. 美容鍼はしてますか?

 
A. 美容鍼はしておりませんが、
御体を調えることで気血がよく巡り
お肌や肌肉にも良い影響を与え
結果的に美容に繋がることはございます。

Q. 施術を受けたいのですが、どのような流れか教えて下さい。

 
A. 来院されたら、まずカルテの記入をお願いしております。

(約15分ほどで記入できます。)

施術室で受診の準備をして頂きます。
手足を出して、お腹や背中もすぐ出せるような格好になってお待ち頂きます。

このように半袖、半ズボンだと診やすいのですが、
秋冬は寒いので、肘・膝まで捲れるお召し物で
ご準備をお願いします。
※着替えご用意してますので必要な方は仰って下さい。

書いて頂いたカルテを基に問診します。
主訴のことは勿論、生活状況や既往歴、
主訴以外の御体のことについてお伺いします。
(御体のことを把握する必要があるため、
主訴と関係ないと思われることもお伺いしますが
ご協力をお願いします。)

次に問診で伺った情報と御体の状態を照らし合わせる作業に入ります。

 

舌診
舌を診ます。
舌に五臓六腑の状態が反映されるためです。

 


脉診
両手関節にある橈骨動脈拍動部を診ます。
脉も五臓六腑の状態が反映されます。

 

腹診
主に鳩尾あたりから臍下の辺りまで診ます。
西洋医学的なグイグイと圧する診方ではなく、
お腹の表面を軽く摩るような形で触診します。

 

切経
“せっけい”と言い、経絡経穴に触れる触診です。
今まで集めた情報を基に経絡経穴を診ていきます。
これらを四診(望、聞、問、切)といって、
体の状態を診ていく診察方法です。
(聞の説明は省略してますが診察中に実行してます)
一面的に診てしまうと誤治に繋がるため、
四診を用いて多角的に、かつ立体的に
情報・状態を捉えることが大事になってきます。

弁証論治
“べんしょうろんち”と言います。
四診で集めた情報を基に、
どのような施術方法が適切か?
どのような手順で改善に向けていくか?
治療方法を組み立てる上で大事な作業です。
料理で例えると、
集めた食材をどのような手順で調理するか?
どう切り分け、下味が必要か?
調味料はどれくらい必要か?火加減は?
煮込むのか?焼くのか?調理時間は?
といった感じでレシピを一から 作る感覚に似てます。

 

施術
やっと施術です(笑)
鍼が良いのか灸が良いのか、
それとも刺さない鍼が良いのかなど
弁証論治で考察を立てた上で施術します。
施術後には四診で体の変化を確認します。
体の変化を確認できたら施術終了です。
初診の場合はここまで
約1時間〜1時間30分くらいお時間を頂きます。
お疲れ様でした☆

Q. 普段から押したら良いツボってありますか?

 
A.結論からいうとNG。
無闇に触らない方が良いです。
ツボ(経穴)は経絡という道を辿り
人体の内部・蔵府に働きかけます。
なので、ツボに刺激を与えると
蔵府に効くのですが、効くということは、
やりようによっては
悪くも作用し得ます。
例えば、おにぎりに塩を適量混ぜて
握って食べると美味しいですが、
塩を入れ過ぎるとしょっぱくて
味が台無しになってしまいます。
ツボも一緒で、
適度な刺激を与えると気持ち良く作用しますが、
刺激し過ぎると
悪く作用することがあります。
マッサージも強くやり過ぎると
揉み返しがあるように、
何でもやり過ぎはいけません。
なので、普段からツボを触りたくなる
気持ちは分かりますが、
ツボは繊細に扱わないといけないので
普段からのツボ押しは推奨してません。

Q.施術前は痛み止めの薬は服用しない方がいいですか?


A.どちらでも構いません。
痛み止めを服用しない方が
施術効果がわかりやすいといえば
わかりやすいのですが、
施術を受ける以前に、
痛みが辛くて来院できない場合は
痛み止めを服用して来て下さい。
もし、医師の指示を受け
処方されている薬の場合は、
必ず医師の指示に従って
服薬して下さい。

Q.普段から水は多く飲んだ方が良いのでしょうか?


A.
よくTV
1日約◯ℓ水を飲んだら
血液サラサラ〜になります!」
みたいなことを言ってますね。
あれって、
健康的な人の生活習慣を調べると
普段からよく運動し、
よく汗をかいた分
摂取した水の量が
結果的に◯ℓて話であって、
「健康=水◯ℓ」という結果論だけ先行して、
過程
(運動)が抜けています。

血液だけ見たら水◯ℓ飲めば
確かに
サラサラにはなると思います。
ただ、口にした水分を血液にするまで
五臓六腑で消化吸収・化合し
血液やリンパ液に変換する過程があります。
内臓からしたら常に水がドンドコ入ってくると、
それを処理する為に
常時フル稼働で動かないといけません。
人間も朝から晩まで仕事漬けだと
過労でヘトヘトになるように、
内臓も過労でヘトヘトに疲れてしまい
血液サラサラになったとしても
違う形で体がしんどくなる可能性があります。
(例:水をよく摂るようになったため
夜中のトイレの回数が増え、
睡眠不足になり疲れが取れない
など)

なので、よく水を摂るにしても、
よく運動し
渇いた分だけ摂取して下さい。
運動しないで水ばかり飲むのは
NGです と当院ではお伝えしてます。

Q.夏の暑い時期に
冷たい飲み物を飲みたいのですが
飲んでも良いのでしょうか?

A.確かに暑い日が続くと
冷たい飲み物を飲みたいですね。
ただ冷たい飲み物を飲みすぎると
・胃腸に良くない
・夏バテする
といったことが多く言われます。

なぜ胃腸に良くないのか?
を詳しく解説します。

飲食した物はまず胃で受け止めます。
胃で飲食した物を腐熟して
体にとって必要な栄養素を抽出したり
不要なものは泌尿器に送ったりします。
ただ、冷たい飲食物をそのまま
気血に変えると体中
冷たい血液や体液が巡ってしまい
体を弱らせてしまいます。
冷たいままだと使えないので
胃で一旦留めて温めないといけません。
温かい飲食物であれば
胃で温める必要がないので
そのまま分解できますが、
冷たい飲食物だと
胃で温める作業が増えるので
胃にとっては仕事が一作業増えてしまうわけです。
そのため、冷たい飲食物をジャンジャン
摂取すると、胃の仕事がどんどん増えて
胃がヘトヘトになってしまいます。
胃がヘトヘトになると
全身倦怠感で疲れやすくなります。

とは言っても、
暑過ぎて体の中で熱がこもり過ぎると
本能的に冷たい物が欲しくなりますので、
時には内から冷やして涼を得るのも必要です。
(年中、冷たい飲み物を欲する場合は
内熱がきつく清熱or滋陰する必要があり
別の話になってくるのでここでは省略します)

飲み過ぎると上記のように
胃の仕事を増やすだけなので
飲み過ぎは宜しくありません。
それでも飲みたい場合は、
飲み方を工夫して飲みましょう。
例えば、
ガブガブ・ゴクゴク飲むのではなく
飲み物を一旦口に含み、口内で涼を得て
飲み物を口内で温めてから
胃に入れることを推奨します。
口で含むだけでも
涼を得られスッキリしますし、
ぬるくなった飲み物の方が
胃にとっても仕事しやすいです。

Q.お腹が弱いのでパンと白米を
食べないようにしてるのですが
パンや白米などは食べなくても
問題ないでしょうか?


A.
パンやごはんはしっとりして

やや粘着質なので、腹持ちが良い分
脾胃虚弱の人にとっては
お腹に残りやすいため、
いつまで経っても消化できず
お腹がもたれるといった事があります。
その場合、
パンやごはんを食べないことで
脾胃の負担を軽くすることはできますが
負担を減らすだけで
根本的に脾胃が強くなるわけではありません。

炭水化物を食べない分
サプリで補給する方もいますが、
栄養状態だけみれば問題なくても
身体的には弱っていくでしょうね。
例えば極端な話、
絶食して点滴で栄養補給しても
生きられますが、
明らかに健康的ではありません。
飲食物を胃で腐熟して
体の中で血肉に変える過程
(内臓に仕事をさせること)
が大事なわけです。
どうしても胃がもたれてしんどい時や
何らかの理由で飲食できない場合
以外はなるべく飲食物で
栄養を摂取することをお勧めします。

炭水化物を抜くと
基礎代謝が落ちてしまうことは
西洋医学の研究でも
証明されているようですし
パンやごはんは
健脾和胃の効果があるので
少量でも食べた方が良さそうです。

Q.今、服用中の薬をやめたいのですが、
薬なしでも改善できますか?


A.
薬を服用しながら

通院されている方は
多くいらっしゃいますが
薬の服用に関しては、
私の立場上 具体的な指示ができません。
例えば、
”今処方されている薬を止めて
鍼に専念して下さい”
と指示すると
医師法に引っかかってしまいます。。
医師から処方されている薬に関しては
かかりつけの医師に相談して下さい。

Q.私の体に合った漢方薬があれば
教えて頂けますか?

A.
当院で漢方薬は

取り扱ってはいませんが、
市販の漢方薬であれば
おすすめすることは可能です。
ただ、症状を聞いただけで
いきなりすすめることはできません。
大事なのは症状の傾向だけでなく、
生活習慣、生活環境や既往歴、
遺伝的な素因などを伺い
舌診や脈診、腹診や切経を行って
弁証論治を組み立て
数診は施術の経過を診て、
しっかり効果を得られているか?
を検証しないといけません。
その上で、施術方針に合った
漢方薬をおすすめすることはできます。
Q.健康に良い
おすすめの食べ物はありますか?

A.
今の体に合っていない食べ物を
注意することはあっても、
”〇〇を食べて下さい!”と
答えることはありません。
仮に”体に良い”とされる物をすすめると
そればかり毎日毎日
摂取することになるので
それはそれで
また違うリスクが出てきます。

例えば、
“生姜は体をポカポカ温めて健康に良い”
という情報がありますね。
内寒がある内は生姜を摂って
温補することも必要ですが、
ずーーと毎日毎日摂取して
体を内から温めていると
内熱になってしまい体に熱が籠って、
何かしら熱症状が出てくる
可能性があります。

薬は毒にも成り得るわけなので、
”〇〇を毎日食べて下さい!!”
と答えることは まずありません。
どんな食べ物も満遍なく必要です。

Q.早く症状改善したいので、
強い刺激でガツガツ施術してくれませんか?

A.
一刻も早く良くなりたい気持ちは分かります。
ただ、早く良くなるために
強い刺激での施術が適切なのか?は
別問題になります。

例えばマラソンで、
早くゴールしたいから
最初から全力疾走で走れば
早くゴールできるかといえば
そうでもないのと一緒で、
改善するまでの順序や
ペース配分があります。
カゼひいて病んでる人に
“肉食べれば元気モリモリになるぜ”
と言って肉を食べさせても
いきなり元気にはなれません。
改善するまでの順序を計画立て
どのくらいの刺激が必要なのか?
体の反応を診ながら施術することが
大事になってきます。

Q.金属アレルギーがあるのですが、
鍼灸施術を受けても大丈夫でしょうか?

A.
毫鍼(ごうしん)という

皮膚に刺す鍼で、
置鍼(刺したまま数分~数十分置く施術)
をすると刺鍼部位が
痒くなってくる可能性はありますが、
当院が主に使用している鍼は
鍉鍼(ていしん)といって
皮膚に触れるだけの刺さない鍼で、
接触しても数秒なので
金属アレルギーがある方でも
施術を受けて大丈夫です。
Q.施術を受けるタイミングは
症状が一番きつい時に
受けた方が良いのでしょうか?

A.
症状がきつい時でないと
診れないことはありません。
症状が出ていない時に施術し
御体を強く調えておき、
日常生活で負担があっても
症状を軽く留めることができます。

もちろん、症状がきつい時に
施術を受けて頂くことで
施術前後の症状の変化を
追うこともできます。

Q.病院で原因不明と診断を受け
気のせいではないかと言われたのですが
原因不明の疾患でも診てもらえますか?

A.
症状が
生命に関わるような重篤な場合や
感染症の疑いがない場合であれば
原因不明とされる疾患でも
当院で対応しております。

病になる前の段階
(東洋医学では未病といいます)で
痛みや痺れや痒みなど
体に様々な症状が出ますが、
まだ病として形になっていない為
病院の検査では何も見つからない
といったことがよくあります。
ただ、病として形になっていない
未病の段階でも、症状に何かしらの
特徴が出ていることが多いです。
(例:
・夜になると酷くなる
・体を動かすと症状が出る など)
症状の特徴や患者さんの体質や
生活習慣などを汲み取ることで
未病の根本的な原因を探し、
患者さんに合わせた施術方法を
組むことで対応できます。

Q.施術を受けた日は
入浴しない方が良いとかありますか?

A.

施術した日はお家での入浴は
特に問題ありませんが、
普段入らない温泉や銭湯は避けて下さい。
というのも、温泉や銭湯は
お湯の温度が極端に熱いため、
刺激が強いと治療効果の判定が
難しくなってしまいます。
いつも入り慣れている
お家のお風呂であれば問題ありません。
Q.施術を受けた後に
お酒も飲んでも大丈夫でしょうか?

A.

毎日お酒を飲む習慣がある場合は、
いつも以上にお酒のまわりが
早くなることがあるので、
いつもより少なめにして頂くか
施術効果に影響が出る可能性もあるため
できれば避けて下さい。
Q.赤ちゃんでも鍼灸を受けることはできますか?

A.

可能です。
赤ちゃんや幼児・小児には
鍼尖の丸い鍉鍼(刺さない鍼)で
施術しております。
痛みを感じないので
赤ちゃんでも痛みなく施術を受けられます。
(余談ですが
わが娘も産後0日から施術を受けております)

鍉鍼による施術

Q.現在 月経中なのですが、
施術を受けることはできますか?

A.

はい、月経中でも施術可能です。
月経時痛、月経前症候群(PMS)など
婦人科疾患で相談に来られる方も
多くいらっしゃいます。
Q.同じ症状でも
人によって原因が違ってくるのですか?


A.
違ってきます。
同じ症状でも、年齢、性別、体格、
生活環境、生活習慣、食生活、
遺伝的要素、その他もろもろ
何もかも違ってくるので
同じ症状、あるいは病でも
原因と成り立ちが違ってきます。
なので、原因が違ってくると
施術方法も自ずと違ってきます。
昨今 ”〇〇(症状)に効く××!!”
といった情報が溢れていますが、
本当に改善させるには
しっかり原因を診ないといけません。

Q.体調を良くするということは、
血行を良くするということですか?


A.

平たく言うとそうなのですが、
では血行を良くするには
どうすれば良いか?

そもそもなぜ血行が良くないのか?
を考える必要があります。

①筋肉の緊張や凝りのため
血管が細くなっているのか?
②体が芯から冷えているため
血行が悪いのか?

③血液が不足し貧血状態なのか?
more

何通りか原因を考えた後、
さらに追究します。

①緊張や凝りは何故起こるのか?
②体のどこが冷えているのか?
③血液の生成のどの段階に
トラブルがあるのか?

さらに言えば、
①と③が同時に複合していないか?
②のせいで①が起きているのか?

本当はもっと考える要素はあるのですが、
それをとことん突き詰めていくと
東洋医学では内臓に帰します。
内臓の不調があると①②③他、
の現象が起こるというわけなので、
不調のある内臓がぐるぐる活発に動いて
臓腑間の連携がスムーズにいくと、
体中の血行が良くなり
健やかになるというわけです。
(超ざっくりした説明ですみません💦)

補足:
最近、”温活”という言葉をよく目にします。
健康になった結果、
血行が巡り体がポカポカ温まりますが、
手段として”体を温める→健康”
にはなりませんのでご注意を。
(陽虚、寒証には一定の効果はあります)

Q.症状が改善した後も
メンテナンスで通院した方が
良いのでしょうか?

A.
慢性的な病でコツコツ通院し、
症状が改善し定期的な施術を終えた後は
良い状態を維持していくために
メンテナンスが必要な場合があり、
しばらくは月に1回くらいのペースで
診た方が無難ではあります。
月1回ペースでも経過問題なければ
2~3カ月に1回、
半年に1回とフェードアウトして
診ていくのが理想的です。

(急性の病で
1~2回の施術で全快した方は
その後のメンテナンスする必要が
ないことが多いです)

Q.刺さない鍼で施術されてますが、
刺す鍼との違いって何なのでしょう?

A.

単純に、鍼を皮膚に刺すか
刺さずに接触するかの違いだけです。
私も昔は刺す鍼を用いてましたが、
何年も技術を研鑽していくと
鍼尖が皮膚に少し接触するだけでも
効果が得られることが分かったので
リスクの少ない刺さない鍼を
主に用いるようになりました。
刺すにしろ刺さないにしろ
どちらもツボをしっかり捉えないと
効果が得られませんので、
見よう見まねでやっても
効かないと思います。
Q.早く良くなるには
どうしたらいいですか?

A.長年慢性的な疾患で
お悩みの方に多い質問ですが、
早く良くなる為には
施術者と患者さんでやるべき事があります。

①施術者側
その病の性質や患者さんの体質、
既往歴や親族の病歴、
生活習慣などあらゆる情報を
把握する必要があり、
どういったアプローチが有効か?
どういう経過を辿るのがベストか?
を計画立てて
診ていく必要があります。

②患者さん側
・生活習慣を見直す
施術の効果があっても、
生活習慣が乱れていては
元の状態(悪い状態)に戻ってしまう
ことがありますので、
生活習慣を見直してもらう必要があります。

・健康のために行っている事が
適切なことなのか?を見直す
”健康のため”を謳って
毎日行っていること・摂取していることが、
逆に足を引っ張っていることも
考えられます。
(例:陰虚内熱で熱が籠っているのに
毎日長風呂して体を温めるようにしている
など)
毎日行っていること・摂取している物を
施術者に伝え、
それが今の自分に適切かどうか?
を聞いてみて下さい。

早く良くなるためには
施術者の努力も必要ですが、
患者さんの協力も必要になってくるので
施術者と患者さんの二人三脚と思って下さい。
施術者だけ一生懸命走っても
患者さんも足を動かしてくれないと
進みが悪いです。

その二人三脚が、短距離で済むのか?
マラソンのように長距離になるのか?は
施術者の技術・知識・経験にもよりますが、
患者さんの病の程度や
体力、精神状態によって
経過が変わってきます。

どの医療機関でもそうですが、
早くゴールするには施術者と患者さんが
お互いに協力することが
大事になってくるのかなと思います。

Q.病院の検査では異常がないのに
何故、症状が出ているのでしょうか?

A.そもそも病院の検査では
何を診ているのかを
検証する必要があります。

西洋医学における検査は
”出来上がった物”や”見た目”
で判断する傾向にあります。
血液検査や尿検査では数値を診たり、
内視鏡やレントゲンでは視認して
炎症がないか?を確認しますね。

例えば、
①工場で製造された商品の中身を見て
ちゃんとできているか検品し、
②工場の機械を見て
見た目も問題なく動作してれば
”工場は問題なく稼働している”
と判断されます。

ただ、
③工場で働いている
作業員達もいるのですが、
この人達の検査はしません。
④作業員が人手不足でも
皆でせっせと働いてノルマをこなしたり、
作業員達に元気なくても
頑張って働いて工場が稼働し
商品ができあがっていれば
問題なしと判断されます。

人体で言えば、
臓腑(工場)で働いている
気(作業員)
というものが存在します。
気というものは
元気や気力と表現されるものと
認識してもらって構いませんが、
臓腑の中にも気は存在し、
気は体を栄養する物質
として働いていると

東洋医学では考えられております。

①や②を見て診断するのが
病院の検査の仕組みであって
③は診ません。というより
検査機器では診れないです。

なので、
病院の検査で異常がなければ
問題なしというわけではなく、
今の検査で診れないものが存在します。
人体は凄い繊細にできているので
④の場合でも体にサインを発します。
何か症状が出ているのであれば
それは体からSOSが出ている証拠で
”(精神的な)気のせい”ではなく、
”(物質的な)気のせい”になります。

そのサインを汲み取り、発信源を探し
問題のある臓腑に響かせられる
適切な施術を施せば改善できます。

Q.妊娠中でも
鍼灸施術は受けられますか?
施術するならどんな施術になりますか?

A.妊娠中でも施術は可能です。
悪阻(つわり)や逆子、前置胎盤
(全前置胎盤・部分前置胎盤・辺縁前置胎盤)
低置胎盤、早産対策、陣痛が来ない
といった症状の方も
診させて頂いております。

また、施術内容については
患者さんの御体に適した
施術方法を選択しますので、
鍼が適切か?灸が適切か?は
実際に御体を診てから選択します。

・鍼の場合
当院では、てい鍼という
刺さずに肌に触れるだけの鍼を
使用しております。
なので、痛みを感じることはありません。
鍼は気を流したり、
補ったりする時に用います。

・灸の場合
当院が使う灸は、
TVとかで見る山盛りの灸ではなくて、
お米粒くらいの大きさなので
熱い熱い!と感じることはありません。
ただ、少しチクっとした痛み
を感じることがあります。
灸は火を用いるため
冷えが原因している場合によく用います。

施術する部位はお腹ではなく、
手足や背中にすることが多いです。
妊婦さんなので
お腹(胎児)への刺激に敏感だと思います。
腹診でお腹を触ることはあっても
鍼をお腹に刺すことはしないので
ご安心下さい。

Q.内臓を強くするには
どうしたらいいですか?

A.”内臓を強くする”というのは
代謝を今よりグン!と
パワーアップさせたい
という認識で質問を受けます。

成長期の子どもであれば
よく食べてよく運動すれば
ある程度グレードアップするかも
知れませんが、
遺伝的な要素も関わってくるので
成長にも個人差があります。

体の出来上がった大人の場合、
内臓も出来上がっており、
20代をピークに内臓の働きは
年齢を重ねる毎に
死に向かい徐々に衰え弱っていくので、
これを20代の頃のように
代謝を良くするいうのは不可能な話ですが、
鍼で臓腑の機能を磨き上げ、
20代のような出力は無理でも
今出る最大限の出力を引き出すことは
理論上可能です。
普段からコツコツとメンテナンスし
磨き上げた状態を維持することで
健康に過ごす(正確にいうと弱りを鈍化させる)
ことができます。

普段から
運動する習慣のある人は
内臓の衰えが緩やかに
済むことが多いですね。

Q.施術は日を詰めて来た方が
早く良くなるのでしょうか?

A.患者さんの正気の状態にもよりますが
相対的に急性の疾患
(例:ギックリ腰や寝違えなど)
は短期間のうち詰めて診た方が
良くなることが多いです。

慢性の疾患に関しては、
長年患った体をコツコツ
作り直していく必要があるので
詰めて来てもらうより、
週1~2回のペースで
定期的に診た方が良い場合もありますが、
慢性的な疾患の場合も
最初に詰めて来てもらい、
ある程度ラクな状態になって
体調が軌道に乗れば、
週1回→2週1回→3週1回
と施術間隔を空けても良い状態を
維持できるようになります。

Q.早く良くなりたいので何か所か
他院(同業)で施術を受けても良いですか?


A.ダメではないですが
”早く良くなりたい”という意味では
あまり推奨できないです。
いわゆるドクターショッピング
のような形だと、
院によって施術方針が違うため
それぞれ全然違う施術を
施す可能性があります。

料理で例えると、
Aのお店で中華の味付けを、
Bのお店でイタリア料理の味付けを、
Cのお店ではインド料理の味付けを
施されるようなもので、
ABCの味付けをごちゃ混ぜにすると
何かわからない不味い料理が
出来上がってしまいます。

ただ、どの店が一番好みの味か?
は色んな店に行ってみないと分かりません。
どこの施術が一番自分に合っているのか?
”自分に合った施術をしてくれる院を探す”
のであれば、色んな治療院に行っても
宜しいかと思います。

 

当院では、
初診から施術効果を感じられるよう
全力を尽くしますが、
施術を重ねていくことで
味が引き立ってくる場合もあります。
なので、こちらの要望としては
初診だけで判断せず、
施術のコツを掴めるまで
凡そ2~3診か4~5診は
診させて欲しいというのが本音です。
それでも改善が診られない場合は
他院の方が良いかも知れません。

Q.施術後に運動しても良いですか?

A.運動はしても大丈夫ですが、
運動は運動でも、
”今の体に適している運動の種類”
というものがあるので、
患者さんの体の状態を診て
ランニングが必要であれば
走ることを推奨しますし、
激しい運動ができなければ
ウォーキングや家でできる運動を
推奨することもあります。

また、今は控えて欲しい
運動(の種類)もありますので
どんな運動すれば良いか?
知りたい方はその都度聞いて下さい。

Q.鍼灸って効く人と効かない人がいるのですか?


A.効く効かないについては
色々な事情が重なるので
一つずつ解説します。

・施術者の経験・知識・技術
まず挙げられるのは施術者の経験や力量で
根本的に知識・技術がないと
効かすことができません。
効かなければ施術者の勉強不足です。
ただ、効くだけではなく
治すことが目的になると
それ以上のものが求められてきます。
例えば、何か音楽を聴いて
「いい曲だな」と思うことはあっても、
心に響くものとはまた別だったりします。
施術でも「気持ちいいな」と
思うことがあっても
もっと心にガツンと響くものがあれば
その後の効果が全然違ってきます。
大袈裟に言えば人生変わります(笑)
これは知識や技術だけでは
達成できません。
経験も大事なのですが、
直感、施術者としての勘とも
いいましょうか、研ぎ澄ましてくると
先読みしての対処が可能になり
大ごと(病)になる前に
芽を摘む(未病を治す)ことができます。
これは臨床経験だけで培うことではなく、
人間としての経験の積み重ねが
大事になってくるような気がします。
(個人的な見解です)

・患者さんとの相性
人(施術者)と人(患者)ですから
相性というものもあります。
施術者は色んな患者さんと
接するわけですから、
どんな方にも対応できるよう
フラットな状態で接し、
頭では論理的に考察を重ねて
施術に当たらなければなりません。
私情のためこれが崩れてしまうと
患者さんに合わせた治療方法が
構築できなくなってしまいます。

 

・患者さんの生活習慣
いくら良い治療ができて
効果が出たとしても、
患者さん側の生活習慣に問題
(例:夜ふかし、暴飲暴食、他)
があれば効果は持続しません。
治療は施術者と患者さんで
二人三脚で治していくものです。
施術者だけ頑張っても
なかなか前に進みません。
患者さんの協力があって初めて
スムーズに治療が進んでいきます。

効く効かないの違いについて大まかに
説明させて頂きましたが、
基本的に効かせられないのは
施術者側の問題です。
その時は”効いてないぞ”
とお叱り下さい(笑)

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