主訴:足腰の痛み
普段違う主訴で診てる患者さんだが、
この日は足腰が痛くて辛い
ということで、
診させて頂きました。
1週間ほど前から
左腰〜股関節にかけて
激痛のため歩くのも辛く、
家の階段の昇り降りも
やっとの状態で歩いている
とのこと。
ジッとしていても痛みが辛くて
寝ている姿勢も痛い為、
1週間通して不眠気味。
思い当たる節は、
職場で立ち仕事の作業があり、
立ち仕事が長時間に及び
左半身にずっと冷房の風が
当たりっぱなしだったこと。
もともと
脾腎が弱りやすい方なので
風寒で脾腎を傷られたかな?
と考察し、温補脾腎を試みるが
置鍼中から腰に痛みが出てきた。
気滞を起こしそうだったので
すぐさま抜鍼。
症状自体は気滞メインぽかったので、
解表しながら疏肝理気することで
痛みは和らぐ。
治法が合ってなければ
ちょっとした置鍼でも
誤治に繋がるので
今後も用心すべし。
つづく