【治療日誌】更年期障害 No.1

主訴:更年期障害

ここ1年間ほど、心悸・不安感があり、
常に頭で考えてしまう。
その為、夜は眠れない。
寝ても何回も尿意で起床する。
暑くなってきて
精神的に落ち込みが辛い。

暑いのに常にマスクをしてる状況で
息苦しくなり心悸が酷くなる。
また、右前腕を伸展した時に
手の振戦あり。

更年期障害

病院へかかり、
薬を3種類ほど服用しているが、
薬の副作用を疑い1種類断薬すると
頭が揺れるような感覚に陥った。

病院の血液検査をした帰りに
楓庵に施術依頼をされる。

薬の中に漢方を服用されてたので
聞いてみると、
酸棗仁湯を服用しているとのこと。
肝の陰血を滋養し
虚火を清する作用があるが、
うまく作用していない模様。

あえて肝は放置し、
腎陰虚と診立て施術を施す。

施術後はやや落ち着いた様子。
次回の予約は連絡頂く。

 

2診
前回施術から約2週間。
病院の血液検査の結果によると
卵巣機能が著しく低下しているので、
更年期障害の診断を受ける。
不安感や考え過ぎてしまう傾向、
手の振戦などは変わらないようだが、
前回施術してから
夜は眠れるようになった。

症状はまだザワついてはいるが、
基本方針としては間違っていないので、
前回同様 補腎陰を施し2診目終了。

次回の予約を取ると
日時通り行けるか不安になるようなので
行けそうな時に当日予約の連絡を
して頂くよう、お伝え終了しました。

つづく