普段、月1回で体のメンテナンスで
診ている患者さんですが、
この日はいつもと違う主訴を訴えられた
ので、治療日誌に記しておきます。
主訴:咽の腫れ・倦怠感・不眠
この日の主訴は
咽の腫れ・倦怠感・不眠。
経緯を伺うと、
いつもは27日で来ている月経が、
今回は23日で月経があり、
4日ほど早かった。
月経3日目ぐらいから、
倦怠感と咽の腫れを感じるようになり、
体がだるいのになかなか
寝付けない日が続いたので、
自己判断でカゼを疑い、
カゼ薬を服用すると
眠れるようになった。
発熱や咳もなかったがコロナを疑い、
PCR検査を受けてみると陰性で
コロナには罹患していなかった。
毎日、カゼ薬を飲んで寝ている
(カゼ薬を飲まないと眠れない)
ので、薬なしで眠れるように
なりたいとのこと。
7月に大きな行事が2つあり、
それが終わり8月に入って
久々の旅行に出かけられ、
精神的にリフレッシュして
帰ってきてから月経が来て、
上記の症状が出たよう。
四診してみると、腎陰の枯渇が激しい。
以前は外に出ると暑い感覚があったが
今は室内でもジワジワと
常に体が熱い感覚があるよう。
本人は、”カゼでもなさそうなので
何科にかかればいいのか分からない”と
仰っており、
“症状の傾向から鍼で対処はできるが、
ある自己免疫疾患の恐れがあるので
症状が続くようなら病院にいって
検査受けてみて下さい”とお伝えする。
当院では
様々な疾患を鍼で診る事はできるが、
患者さんが何の疾患名かハッキリせず
モヤモヤしてる場合は、
病院にかかり検査を受けてもらうよう
お願いしております。
(突き離すのではなく、
今の現状を把握する為に
病院で検査してもらい病名を知った方が
患者さんの精神も安定するので)