【治療日誌】アトピー性皮膚炎(6) No.1

アトピー性皮膚炎

主訴:アトピー性皮膚炎

初診

【施術依頼文】
幼少期から×歳現在、
ずーっとアトピーに悩まされ、
アトピー人生です。
治るのも諦め、
弱いステロイドつけながら
日々過ごしてますが痒いです。

色々試してきて
良いものはありませんでした。
原因不明の高度アレルギーです。

 

上記の施術依頼を受ける。
アトピー性皮膚炎

患部は主に首と顔面部。
×入浴などで熱が篭る
×ストレス
×飲酒
×ダニ、ホコリのアレルギー
×秋、冬、春が痒くなる
(◯夏は比較的マシ)
などで患部が痒くなる。

また、冷え性も酷く
手足末端が冷えやすいため
秋〜冬は貼るカイロが欠かせない。

 

(問診事項は割愛)

 

陰虚内熱のためか よく喋る。
熱が上部に偏り且つ裏に篭っている。
相対的に、下半身はキンキンに冷えて
表在も冷えている。
下焦の虚がかなり深い。
腎虚を主に扶けながら、
同時に肝気の昂りを鎮める。

施術中もよく喋っていたが、
施術後は少し和らいだか。
施術中は患者さんのペースに同調せず
調和することが大事になるので、
体に鍼を翳すことだけが施術に非ず。

つづく