主訴:易疲労・倦怠感
(以前違う主訴で診ていた患者さんです。)
コロナを機に
咽の痛みがあったようだが、
抗生物質を服用しても
一向にスッキリせず、
約2ヶ月経過しても良くならないし、
ずっと易疲労・倦怠感が抜けない。
経緯を聞いていくと
どうもウイルス性でも細菌性でも
なさそうなので体の状態を診ていく。
(問診事項は割愛)
先天的に腎虚が深く
以前はこれをよく補うことで
体調整っていたが、
コロナがきっかけでまた腎気が
弱ってしまった模様。
身内に甲状腺疾患の方がいるため
遺伝的に似てきているところがあり
咽喉というより甲状腺の腫れからくる
咽の痛みではないか?と推測する。
補腎気を主軸にして施術する。
施術直後から体スッキリしていたので
見立ては合っていると思われる。
咽の痛み・易疲労・倦怠感を
そのまま放っておくと
甲状腺疾患(バセドウ病か橋本病)に
なり得るので、
今後は予防のため診ていく。
つづく