【治療日誌】動悸

主訴:動悸

※普段違う主訴で診ている患者さんで
この日は動悸で診させて頂きました。

動悸

用事のため一人で移動した時のことで、
その日は自宅から電車で
約1時間ほどのところが目的地で、
最初20分は各駅停車の電車に乗って、
特急電車に乗り換え約30〜40分移動。
その特急電車に乗ってる時に
帰りが遅くなることを考えていたら
急に動悸がして息苦しくなり、
背中が痺れてゾクゾクしてきた。
苦しかったが、そのまま移動し
目的地で用事を済ませ
友人と電車に乗り帰宅。
(帰りの電車では何事もなかった)
普段、日常生活を送っている時は
動悸や息切れはなく過ごせているが、
体調大きく崩す前に
体のメンテナンスのため
数ヶ月ぶりに来院される。

 

この方は
もともと気滞起こしやすい体質で、
普段は車移動が多いが
この日は普段乗らない
特急電車に乗った。
特急電車の長時間の閉鎖空間や
混み具合も相まって
より気滞を起こし、
帰りの心配がきっかけとなり
気鬱化火し、肝の疏泄が失調し
経脈の気機が滞り
心煩や痺れ感が出たと考えられる。

肝鬱以外にも諸々弱ってる
臓腑もあったので併せて施術。

帰りにスーパー銭湯に長風呂したいと
仰ってましたが、
念の為ストップしておきました。
(治療後の効果が判定し辛くなるのと、
熱い風呂に長時間入り過ぎると
熱が篭って心煩になる可能性があるため)

季節の変わり目に
体調を崩す傾向にあるので、
次回は梅雨前に来てもらう予定。