【治療日誌】胃腸の不調(6) No.1

主訴:胃腸の不調

・初診

胃腸の不調

身体的な症状は胃の痛みとシャックリ。
急性胃腸炎の経緯を問診すると、
ある日、お酒を大量に摂取し
翌日に下痢と嘔吐の症状が出る。
二日酔いと思い様子見ていたが
その翌日も下痢と嘔吐が止まないため

病院にかかると、急性胃腸炎と診断され
点滴を受け、吐き気止めを処方される。

急性胃腸炎による下痢・嘔吐は
数日で寛解するが、

食欲減退し食事量が減ったよう。
シクシクした胃の痛みがまだあり、
胃薬を処方してもらうも変わらず。
シャックリが普段から止まらず、

酷い時は胃液が混ざった
酸っぱいゲップが出て気持ち悪い。
(嘔吐までいかず)

 

(詳しい問診事項は割愛します)

 

水毒により胃が荒れており
胃気の弱りがあるのと、それに乗じ
肝気犯胃の状態に陥っている。

胃気の弱りから派生した症状なので
健脾和胃を軸に施術。
ヒックヒックと10秒に1回ペースで
シャックリしていたが
施術中からよく治まってきた。

梅雨時期+大量の飲酒で
水毒として胃に停滞、
一部 小腸で泌別清濁されず
そのまま胃に停滞し嘔吐していたが
急性胃腸炎寛解後もその残りが
まだ停滞している
可能性あり。
胃気が回復し降濁すれば良いが
また近々診させてもらう予定。

つづく

 

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