【症例】自己免疫疾患 (関節リウマチ・全身性エリテマトーデス(SLE) ・バセドウ病・橋本病など)
関節リウマチ・全身性エリテマトーデス(SLE) ・
バセドウ病・橋本病など自己免疫疾患の症例です。
- 全身性エリテマトーデス(SLE):
50代 女性 主婦 ・初診
蝶型紅斑の症状は、
両頬が赤くブツブツと湿疹ができ痒みがある。
もともとアレルギー体質で、
アトピー性皮膚炎による
右示指の痒みが慢性的にあったが、
今回の両頬に蝶型紅斑が出ると
右示指の痒みは引いていた。ここ最近の身体的な変化を伺うと、
来院するまでの2~3週は無気力と易疲労で
何もできない状態だったとのこと。
ここ数年、用事が立て込み
緊張することも多く、
疲労と不眠が続いていたよう。
また、もともと甘い物は嫌いだったが、
ここ最近甘い物が急に好きになり
よく食していたところ
蝶型紅斑がでてきた。(詳しい問診事項は割愛します。)
陰虚内熱による熱と瘀熱が混在している。
陰気を扶け正気の回復を図り、
後に瘀熱を対処していく。
施術後は体が軽くなっていた。
蝶型紅斑が落ち着くまで
なるべく詰めて診させてもらう。・3診(前回施術から3日後)
初診の施術後、顔が浮腫み
ムーンフェイスのように丸くなり、
痒みも増長するが、
その後、浮腫み・赤み・痒みは引いてゆき
画像のような状態に落ち着いてきた。
まだ少し肌荒れはあるが
赤みは初診時に比べ随分引いてきた。
初診~3診を続けて診たため、
大きな症状は治まった。
今後は週1回ペースで診ていく。・
・
・7診(前回施術から1週間後)
経過は順調で、
蝶型紅斑の症状は消失。
蝶型紅斑になってから
敏感肌がより過敏になって、
化粧水を塗っても痒かったのが
最近は痒みなく塗れるようになる。
また、体重が痩せて喜んでいました。SLEの症状は落ち着いてきたので、
現在は違う主訴に切り替え
週1回ペースで診ております。・施術回数
7診・頻度
週2~3→週1回ペース・期間
約1カ月
- バセドウ病:
40代 女性 主婦 - バセドウ病の再発で
薬を服用するも薬が効き過ぎて
甲状腺ホルモンの値が低値になり
さらにしんどくなってしまい
現在は減薬中とのこと。
現在ある症状は・動悸 ・息切れ ・胃の不快感
・倦怠感 ・集中力の欠如
・頻尿 ・便秘 ・不眠 ・盗汗体調が優れないため
何もやる気が起きず、
精神的にも参っている様子。(詳しい問診事項は割愛します。)四診から、
腎虚が主なベースだと見受けるが
心腎陰虚に発展している。
治法は滋陰降火で施術。
施術後は足先がポカポカし
頭がス~っとしていた。
施術の手応えはあったが、
軌道に乗るまで定期的に来院してもらう。・5診(前回施術から2週間後)
施術の頻度は
週1回~2週に1回ペースで診ており、
今回は前回施術から2週間空くが
体調良く過ごせていたとのこと。
良く眠れるようになったのが
大きかったようで、忙しく過ごしても
一晩よく眠れば
疲れがリセットしやすくなってきた。年末年始と多忙だったようで
前回施術から約2カ月ほど空くが
体調は大きく崩れることなく
調子よく過ごせていたよう。
甲状腺ホルモンの薬も服用せず
頭痛、動悸、息切れ、だるさなく
過ごせていた。食欲もあり、
過食してしまうこともあったが
病的にしんどくなることがなかった。大かた調子良くなってきたので、
定期的な施術は終了し
今後はメンテナンスで
月1回くらいを目途に
診させてもらう予定です。・施術回数
5診・頻度
週1回→2週に1回→月1回ペース・期間
約2カ月間半
- 関節リウマチ:
40代 女性 会社員 - ・初診
関節の痛み自体は約5年前から有り。
血液検査では何も異常なかった為
経過観察していた。2年前に右膝の痛みを発症。
しばらく放置していたら改善したが、
左脚後面の坐骨神経痛が出てきた。
固い椅子に座ると特に痛い。2022年4月に3回目のワクチン接種。
副反応で全身の関節痛と発熱があり、
熱が治まっても手指関節と足趾関節の
痛みが治らず、病院の血液検査にて
関節リウマチと診断を受ける。
弱い免疫抑制剤を出してもらい
痛みは引いているが、
体の本質から改善したいとの
希望の下、御体を診させて頂く。
気の高場が激しい反面、
下焦が極端に弱い。
肝腎陰虚と診立て施術。
施術の手応えはあったので
効いてくれるとは思うが、
次回まで2週間空くようなので
施術が効いたとしても、
どれだけ効果が持続できるのか?
が課題…。・2診(前回施術より2週間後)
いつも大食していたが
ここ2週間はセーブできていた。
また、睡眠の質が良くなり
多夢することがなくなってきた。
二便の調子も良くなる。
関節リウマチによる
手指と足指の痛みも
痛みなく過ごせた。初診時の見立ては
概ね合っていた模様。
ただ、施術を重ねていくと
体も変わってくる。
今の施術方法でどこまで良くなるか?
どこの症状が変わらないのか?
注視し追っていく。・3診(前回施術から2週間後)
多夢は大分減ってよく眠れる、
頻尿の回数も10回ほど行っていたのが
8回になり(2回程減り)
1回量が多くなってきた。
便通も5日程連続でスッキリ出ていた。but
よく眠れているが朝は起き辛い。
手の甲や足の甲に湿疹が出てきた。
ここ2週間は過食がセーブできなかった。肝腎で調えてきたが、
予想通り 治っている所と
まだ変わらない所が出てきた。
(臨床あるあるなのでご心配なく)下焦に古い瘀血の可能性を診たので
正気の有無を確認し、
駆瘀血を施してみる。
次回、2週間後に来られる予定。・4診(前回施術から2週間)
夢はまだ見ることがあるが、
嫌な夢を見なくなってきた。
△寝つきが良くない
△浅眠
この2つは変わっていないとのこと。ただ、寝ている間の
歯の食いしばりが減ったので、
朝起きた時の首〜肩が
随分楽になってきたと伺う。大まかには大分調子良さそう。
施術方針は変えず、
引き続き駆瘀血してみる。・5診(前回施術から約2週間)
施術間隔が空くので、
ある漢方薬を勧めてみたところ
1日10回以上だった頻尿が、
7〜8回に治まり
1回量が増えたとのこと。
関節リウマチによる
手指の痛みも治まっている。眠りもまだ夢見ることはあるが、
比較的寝つきも良くなってきた。ただ、以前からたまにある
坐骨神経痛による
腰〜大腿外側の痛みがきつい時があり、
発疹が両少腹部にポツポツ出だした。駆瘀血を施していたが、
気滞の所見に変わってきた。
邪が裏から表へ浮いてきてるので
発疹も恐らく一過性の症状の為
気にしなくて良いと思われる。
治法を理気解鬱に切り替え施術。
次回、2週間後に来て頂く予定。・6診(前回施術から約2週間)
・噛み合わせが良くなったと
歯科医から褒められたとのこと。・関節リウマチの手の強張り
痛みは引き続き落ち着いている。・左大腿外側の坐骨神経痛は
前回施術後にすぐ治まったが、
1週間後に大腿前面に痛みが出だした。
歩くとラクで、運動開始時痛あり。
・発疹が下腹部と
両上廉(上巨虚)付近に出ていた。・晩御飯食べたら眠くなってきた。
(今まで眠くならなかった)・頻尿マシだが休日になると
グンと回数減ってきた。気滞による症状が全面にあったが、
それらが治まってきたことで
湿痰の情報が顔を出してきた。
もう少し気滞を散らしてゆき、
脾胃や大腸、膀胱辺りの動向を
診ていきます。・7診(前回施術から約2週間後)
関節リウマチによる手足の痛みより
坐骨神経痛の方を気にしてる様子。左大腿外側の痛みは
ジッと坐り続けると痛い。
上巨虚付近の湿疹変わらずアリ。
膝から下が厥冷するようになる。
便秘気味で頻度は3日1行。頻尿することがなくなり、
尿の1回量が増えてきた。腎は建ってきたが、
便通が良くなったわけではない。
気滞を散らしても、
裏で瘀血を形成してる
可能性を診て、駆瘀血を施してみる。・8診(前回施術から2週間後)
前回施術から2週間の間、
前半1週間は調子良く過ごせていたが
後半1週間は体に熱が篭った感覚で
倦怠感でしんどかった。前回から駆瘀血を主体にした
施術したので、血がよく動き
裏にあった瘀熱も分散され
諸症状が良くなってきたが、
表にある気滞のために
邪が外泄できていない可能性。
今回は表にある気滞を解表させる。・9診(前回施術から2週間)
悪夢がなくなったり、
口内の腫れがなくなったりと
裏熱ぽい症状は治ってきたが、
・朝起きた時、顎がだるい
・朝起床時のみ足裏が少し痛い
・朝起床時のみ坐骨神経痛あり
気滞の所見が目立ってきた。2週間ペースにしては良く改善してる方。
気鬱化火しないようにだけ
気をつけて施術を重ねていく。・11診(前回施術から16日後)
9日間は経過良く過ごしていたが、
ここ1週間は左肘〜前腕尺側に
痛みが出だした。
秋に入り朝晩と日中の気温差が
体に堪えるよう。気滞+寒邪による阻滞と思われるが
ベースは気滞なので
これを優先的に対処する。
運動不足なようなので
普段から運動で気機を巡らすことを
意識してもらう。・13診(前回施術から18日後)
関節リウマチの経過は順調。
定期検査も2ヶ月に1回から
3ヶ月に1回へと伸びる。リウマチ以外の症状で
全身の湿疹があったが、
これも消失。坐骨神経痛による腰から足にかけての
痛みがあるのでこれを診ました。
リウマチと疾患名は違えど、
この坐骨神経痛も
瘀血が絡んでいるのと
恐らく湿痰もあるので
2つ同時に対処しておきました。・施術回数
13診(現在も継続中)
・頻度
2週1回ペース
・期間
約7ヶ月(現在も継続中)
- 関節リウマチ:
50代 女性 専業主婦 - 現在53歳。
40代半ばから徐々に
体の節々に痛みを感じるようになり
50歳の頃に血液検査で
炎症反応が確認され、
関節リウマチと診断を受ける。
関節リウマチの薬を服用し
様子みるが関節の痛みは年々きつくなり、
薬の量も年々増えてきたことに
不安を覚え、鍼治療を受診。主な症状は右手指関節の腫れ。
特に薬指と小指がきつい。手指の腫れのため、グーにして握り拳が作れない。
弁証:
脾胃の弱りからくる着痺証治法:
脾気を建て、気血の運化を扶ける・初診
施術後は肩が軽くなる。
施術効果を確かめるため
週1回ペースで通院してもらうことに。・2診〜5診
右手の痛み和らぎ⑩→⑤
ただ、雨の前の日が肩が重くなる。・6診〜10診
雨の日の調子マシに。
手指関節の腫れも落ち着いてきて
グー・パーがしやすくなってきた。・11診〜15診
経過順調。
定期的な施術は終了し、
今後は月1回ほどのペースで
診させてもらうことに。・施術回数
定期的な施術は15診・頻度
週1回ペース・期間
定期的な通院 約3ヶ月運動する習慣がなかった為、
毎日散歩してもらうよう指導しました。
- 関節リウマチ:
50代 女性 会社員 40代半ばから
時々体の節々に痛みが出たてきて
年を重ねる毎に痛みが辛くなってきた。50歳に整形外科を受診し、
リウマチと診断を受ける。
投薬による治療を進めていたが、
全身の痛みが酷くなってきた。
普段の飲食がいけないのでは?
との思いから、
食事療法で断食を試みる。1ヶ月で体重50kg→38kgと激減。
体が軽くなり痛みも
ややマシになったようだが、
筋力もかなり落ちたため
体力がなくなった。
もっと根本的な改善を求め
知り合いの紹介で来院。
弁証:
脾腎陽虚
治法:
胃気を建て、腎を扶ける・初診
施術後、お腹がポカポカして
気持ち良くなる。
痛み自体は気滞の可能性が高いが、
それよりも中焦下焦の
正気の弱りが深いため、
これをまずしっかり扶正し、
地盤を固める必要あり。
週一回ペースできてもらう。
・2診
痛みはあまり変わりないが、
前回施術後から
よく食べられるようになり、
体重が40kgになる。
失った体力をつけないと体が動かないので、
体重の変動を報告してもらう。
患者さんの自覚的なベスト体重が 47kgとのことなので
ここを目標に診てゆく。
・3診
前回から1週間。
痛みはあるが、
引き続き体重が増え 42kgになる。
体力が付いてきたので
普段から疲れにくくなってきた。
朝の動き始めの痛みは変わらず。・4診
前回から1週間。
食欲旺盛なためか過食気味になり、
便秘するようになる。
体重43kg。
大分扶正できてきたので、
同時に気滞を散らしてみる。
・5診
前回から1週間。
朝の足の痛みがマシに。
食欲も落ち着き、
体重は43kgのまま・6診
前回から1週間。
朝の足の痛みはまだあるが、
朝布団から20〜30分は
出られない状態だったのが
目覚め良く
すぐ起き上がれるようになる。
体重43kgのまま。・7診
前回から1週間。
足腰は大分マシになってきたが
上半身(肩関節、肘関節、手関節)の
痛みが気になってきた。
雨天の時に疼くように感じる。
着痺証と診立て施術。現在も施術継続中。
・施術回数
現在も施術継続中。
・頻度
週1回ペース
・期間
現在も施術継続中。気滞の所見もありましたが、
まずは主に中焦の正気を
扶けていかないといけなかったため、
これを優先的に扶正していきました。
- バセドウ病:
20代 男性 20代男性。
ダウン症候群による知的障害あり。
体が弱く子どもの頃は頻繁に
入退院を繰り返していた。
10代半ば、
長い期間食欲も活気もなく
病院の検査で
甲状腺機能異常と診断され、
しばらく入院する。退院後は顕著な症状なく過ごすが、
3年後の10代後半に
バセドウ病と診断を受け、
メルカゾールやチラージンを
服用し始める。4〜5年かけて数値は治り、
薬をやめても
再燃することなく過ごしてきたが、
最近、TSH(甲状腺刺激ホルモン)や
TRAb(TSAbの抗体)の値が
高くなっているので、
早めに体調管理で診て欲しいと
施術依頼を受ける。・TSH(正常値0.4〜3.8)
2020年年末
12.67と高値が出てしまい、
しばらくやめていたチラージンの
服用を4年ぶりに再開。・TRAb(正常値2.0未満)
2020年年末に2.3と高値が出る。
その後、薬の服用でやや値が下がり、
2021年年末には
TSH 9.35
TRAb 1.4になる。2022年×月
・初診
身体的な症状で目立ったものはないが
四診を進めると腎陰虚が深い。
治法は滋補腎陰を主軸にして
その他、脾の弱りもあったので
これも扶ける。・2診(前回施術から13日後)
調子良く過ごせたようで、
初診後に病院での血液検査をした所
TSH 9.5→5.03
TRAb 1.4→1.3にそれぞれ減少。薬で徐々に数値は下がってはいたが、
TSHの下げ幅がこれだけ
大きかったのは初めてだそう。
次回の血液検査が3ヶ月後になる。しばらく2週間に1回ペースで通院
・6診(前回施術から約1ヶ月後)
所用のため1ヶ月空いてしまったが、
その間に血液検査を受け、
TSH 5.03→7.04に上がってしまう。
(TRAb 1.3→1.2で下がる)施術間隔が空いてしまった為か、
今後はなるべく
コンスタントに通院してもらう。
次回の血液検査も3ヶ月後の予定。1〜2週間に1回ペースで通院
・11診(前回施術から1週間後)
血液検査にて、
TSH 7.04→2.86
TRAb 1.2→1.1
と下がり、
TSHが正常値まで下がった。
調子が良くなってきたので、
減薬して経過観察中。現在も2週間に1回ぺースで
継続して診ております。・施術回数
11診(現在も継続中)
・頻度
2週1回ペース
・期間
約6ヶ月(現在も継続中)
- 全身性エリテマトーデス(SLE):
20代 女性 アルバイト 全身性エリテマトーデス(SLE)は
5年前に発症。
腎炎が酷く病院に
4ヶ月間に渡り入院。
ステロイド薬と免疫抑制剤を服用し、
炎症反応を抑えることで
体の浮腫など症状がマシになる。退院後もずっと薬を
継続して服用しているが、
身体的な症状はだいぶ治っているので
減薬したくても医師の許可が
なかなか得られない。このままずっと薬を服用することに
不安を感じ、薬を服用しなくても
自分で体調を調えられる体になりたい
という希望のもと
施術依頼を受けることに。症状:
易疲労、脚の浮腫、
食欲はあるが少食(夜は過食)
手足の多汗疲れ易く、疲れが回復し辛いのが
主な症状で、聞診でも声量が か細い。弁証:
瘀血、腎陰虚治法:
駆瘀血、補腎滋陰
・初診
施術後は体ポカポカして
スッキリした感覚あり。
今、毎日服用している薬が
このペースで服用すると
あと1ヶ月程で無くなるとのこと。薬無くなり次第、薬服用なしで
過ごす予定(患者さん自己責任)
なので、
1ヶ月で体調を軌道に乗せたい
という要望を聞く。薬に関しては
医師法・薬事法の都合上
鍼灸師が指示できないが、
しばらく定期的に通院してもらうことに。・2診
前回施術から1週間。
仕事のイベントでバタバタ忙しかった。
その為、疲れが溜まって
脚の浮腫もあった。
また、都合上
自宅ではなく、
外泊が続いているようで
深く眠れていない様子だった。・3診
前回施術から6日後。
体調はまぁまぁ。
外泊は続いており、
夜は疲れ切って寝るため
23時〜0時には寝る。
治療方針は変わらないが、
配穴を少し変えていく。・4診
前回施術から8日後。
よく眠れるようになって
仕事でよく動けるようになってきた。
1日の終わりはまだ疲れが溜まるが、
深く眠れるようになったので
以前より疲れが
次の日に残らなくなってきた。全体的にはスッキリして
過ごせるようになってきた。・5診
前回施術から9日後。
体調はまぁまぁ良くなってきている。
ただ、結代脈が診られたので要注意。
・6診
前回施術より10日空くが経過は順調。
用事でAM1:30まで
起きていることも多々あるようだが
疲れは溜まっていないとのこと。
脚の浮腫も最近はマシになってきた。
浮腫んだとしても回復が早い。
下腹部が3〜4日張る感じがあり、
痛みもないので放置していたが
今日は治っていたとのこと。前回、結代脈があったが
リズムは安定していた。
正気が建ってきているため
弱かった脈も全体的に取りやすくなる。
邪も裏→表へ移っており、
下腹部の張りもそれと比例している
のであれば、多分大丈夫。胞宮に溜まった古い瘀血を
どんどん砕きながら
同時に腎を扶けることで
下焦の流れが噛み合ってきている。初診から約1ヶ月だが、
深く眠れるようになり
回復し易い下地はできてきた。・7診
前回施術から1週間。
体調良く過ごせている。
施術を始めて眠れるようになり、
薬を減薬しているようだが
回復し易い体に調え
ひとまず1ヶ月で形にはできた。
タフネスさがまだ課題ではあるが
今後もメンテナンスで
診させてもらいます。・施術回数
7診(現在も継続中)・頻度
約週1回ペース・期間
約1ヶ月
- バセドウ病:
30代 女性 公務員 病歴:
先天性股関節脱臼
慢性副鼻腔炎バセドウ病は25歳の時に発症。
薬を服用し甲状腺の数値を抑えていたが、
30代に入ってから
いつも飲んでいる薬が効き辛くなり、
強い薬を処方される。甲状腺の数値上はマシになるものの
半年も経つと効かなくなり、
どんどん強い薬を処方され
今後に不安を感じる。症状は体のだるさ、
眼球突出、不眠、
副作用によるムーンフェイスなど。根本的な改善に向けて
施術依頼される。弁証:
肝腎陰虚治法:
肝腎の陰分を扶け、
陽気の亢進を落ち着かせる・初診
施術後、少しクールダウンしたのか
施術前より口調が柔らかくなる。
しばらく週1回ペースの通院してもらう。・2診〜10診
仕事が多忙だと
気が高揚するところはあるが
継続して施術を受けて
頂いてるおかげもあり、
睡眠が深くなってくる。・11診〜15診
甲状腺の値は変わらずやや高めだが
薬の副作用である
ムーンフェイスがマシになり、
体調面もしんどさが抜けてきた。・16診〜25診
体調安定してきて、
前回から3ヶ月後の血液検査でも
甲状腺ホルモンの値が落ち着いてきた。
・その後
大分安定してきたので、
週1回→2週1回→
1ヶ月1回と間隔を空けても
問題なく過ごせるようになりました。・施術回数
定期的な通院25診・頻度
週1回ペース・期間
約6ヶ月普段、車移動が多く運動不足なため
意図的に運動するよう指導しました。