【症例】コロナ後遺症

コロナ後遺症で
お悩みの方の症例をご紹介します。

コロナ後遺症:
10代  男性  学生

・初診

コロナ後遺症

患者は学生の男性。
コロナ罹患した時は発熱と咳症状が
少し出ただけで直ぐに改善した。
コロナ寛解後、味覚障害・嗅覚障害も
少し出たが約2週間ほどで改善する。
コロナ罹患の翌月、
酷い倦怠感と易疲労で
学校の部活動(運動部)で息が直ぐ上がる為、
しばらく部活動を休むことに。
身体的なしんどさだけでなく、
精神的にも落ち込み やる気が出ず
一日中寝込む日が増えてきた。

病院でコロナ後遺症と診断され、
“補中益気湯”を処方される。
数ヶ月通院し、2023.3月には
大分回復するが、2023.5月に
また症状が酷くなり、
学校休みがちになる。

主な症状は倦怠感と易疲労。
やる気が出ずスッキリしない。

 

(詳しい問診事項は割愛します)

 

四診から脾気虚が顕著なのが
ベースにあり、気虚からくる
気滞か 全身ガチガチに緊張している。
補中益気湯で脾胃の虚は
埋まってきたであろうが、
気機が動いていない感じ。
健脾させるというよりは
脾気を動かすイメージで刺鍼。
とても敏感だったので、
鍼は1秒も満たない接地時間で
よく得気あり。
施術中から頭がグワングワン動き、
施術直後は
精神的にリラックスしてるのに
体はダルいといった感覚でした。

 

・2診(前回施術から4日後)

コロナ後遺症

経過は順調のようで、
心身ともに落ち込まずに過ごせた。
普段から部活動の練習がハードらしいが
練習を途中で休むことなく活動でき、
週末の大会にも参加できた。

ひとまず
施術が効くことは証明できた。
若いので回復が早いが、
刺激に敏感な体質でもあるため
鍼以外でも日常生活で強刺激が
体にかからないよう注意してもらう。
(例:
・香辛料のきつい食べ物食べる
・熱々の風呂やサウナに入る など)

あと何回か診て問題なければ
そのまま様子見てもらおうと
考えております。

 

・4診(前回施術から4日後)

コロナ後遺症

経過は概ね良好。
倦怠感で一日中寝込むこともなくなり
外で活動的に行動できるようになる。

大雨の日があり、
体調不良にならないか心配したが
気分が晴れない程度で
身体的に倦怠感はなかった。

調子良くなってきたので、
施術間隔を空けても大丈夫か?
を今後検証して参ります。

 

・6診(前回施術から5日後)

コロナ後遺症

コロナ後遺症による倦怠感は
最近出ておらず、毎日外出できており
部活動も疲れることなくできている。

幼少期より慢性的な下痢で、
毎日下痢だったが
最近便が固くなって
便が出辛い日が出てきた。
今まで下痢が”普通”の状態だったのが
便の形が出てきていることに
違和感を感じているよう。

脾気虚が埋まってきた分、
便の形が出てきているのは
問題はないので、
今までが良くなかったことを
充分に説明しました。

 

・16診(前回施術から4日後)

コロナ後遺症

倦怠感自体は回復し部活動にも復帰したが
咽の炎症と副鼻腔炎のため
抗生物質を4~5日服用した際に
また倦怠感が出てきたので
再び部活動を休むことになる。

抗生物質の服用を終えると
再び回復傾向になり
体の倦怠感マシになってきたので
運動を再開した。

今回は抗生物質といった強い薬を服用し
胃が荒れてしまい
また倦怠感に陥ってしまった模様。
したがって、コロナ関係なく
胃の調子次第で倦怠感に陥ってしまう
ことが証明されたので、
この方の場合、平素より弱かった
脾胃を強く鍛錬していくことが
治療の本意になる。
(厳密に言えば脾胃だけを鍛えるのでなく
他臓腑も意識して診ていくことが重要)

・施術回数
16診

・頻度
4~5日に1回ペース

・期間
約2カ月半

コロナ後遺症:
50代  男性  会社員

・初診

コロナ後遺症

症状は鼻水と咳、全身の倦怠感。
鼻水は黄色く粘着質で
後鼻漏のためか、咽に降りてくるので
咳き込んでしまう模様。
食欲はあったりなかったりイマイチで
量が食べれなくなった。
体がスッキリせず休んでも休んでも
全身の倦怠感が抜けない。

 

(詳しい問診事項は割愛します。)

 

元々の脾胃の弱りが深いので
これをまず扶けることが要になる。
治法は健脾益気で
施術中から胃がよく動き
空腹感が出てきたとのこと。
逆に言えば脾胃が機能すれば
コロナ後遺症と言えど改善も早いそうなので
また近い内に診させて頂く予定です。


・4診(前回施術から1週間後)

コロナ後遺症

週1回ペースで診させてもらい
今回4診目だが、
咳・鼻水ともに治まり
コロナ感染前の日常生活に戻る。
食欲は初診施術後から戻り、
体のだるさや下痢も早い段階で
改善していた。
調子が良いようなので、
今回を以て定期的な施術を終了。


・施術回数
4診

・頻度
週1回

・期間
約1カ月間

コロナ後遺症:
70代  女性  主婦

・初診

コロナ後遺症

2023年、×月にコロナに罹患して以来
36℃台後半~37℃台の微熱が数カ月続き
倦怠感も抜けず、真面に外出ができない状態。
病院からコロナ後遺症と診断を受け
ビタミン剤や漢方を処方されるも
特に大きな効果を感じず現在に至る。

微熱は出たり引いたりを繰り返すが、
倦怠感は常時あるわけではなく
主に食後に体の節々がだるくなり、
横になると手足が軽く痺れる
といった特徴がある。

 

(詳しい問診事項は割愛します。)

 

もともと脾気虚があり、
外感病(コロナ)でさらに気虚が深くなり
湿を処理できなくなり着痺となって
体の重だるさ・鈍痛・麻木不仁といった
症状が出ている。
邪の停滞が長期化して鬱して熱化し、
微熱が出ている。補脾を主軸に施術。
倦怠感でベッドから起き上がるのも
しんどかったが、
施術後は背中のだるさがマシになっており、
スムーズに起き上がれた。

 

・2診(前回施術10日後)
コロナ後遺症

前回施術後は倦怠感がマシになり
買い物にも出かけられるようになる。
(それまで買い物にも行けなかった)
食後の37℃台の微熱は未だあり。
病院で検査してもらっても
コロナ陰性、インフルエンザ陰性
で検査上では異常なしだった。

 

・3診(前回施術から1週間後)
前回施術後、微熱消失。
倦怠感も消失し、やる気も出てきた。
動けるようになってきたので
大阪市内の某所までお出かけしたいと
意欲が出て色々計画できるくらい
元気になってきた。

調子良さそうなので
今回を以て定期的な施術を終了とする。

 

・施術回数
3診

・頻度
約週1回

・期間
1カ月弱

コロナ後遺症:
30代  女性  会社員

・初診

コロナ後遺症

コロナの症状自体は軽度で
37.5℃の微熱が出たがすぐに治まった。
咳だけがずっと残っており、
人と話す時や冷たい飲み物を摂取した時、
寝る前になると咳が酷くなる傾向あり。
また、コロナ罹患と同時期(正確に言えば罹患前)
妊娠が発覚し、来院時が妊娠10週。
頭痛や匂い悪阻があり、
冷蔵庫の匂いや電車の車内の匂いに
敏感になってきた。

 

(詳しい問診事項は割愛します。)

 

主訴はコロナ後遺症であるが、
四診してみると
悪阻からくる咳の可能性を診る。
受胎後は経血が下されなくなるため
衝脈気逆によって起きた咳と診立てる。
疏肝理気を施すが、妊娠中のため
極めて繊細に1秒に満たない刺鍼を施す。
施術後は吸気が深くなり
スッキリしていた。

・6診(前回施術から4日後)

コロナ後遺症

 

週1~2回ペースで通院中。
経過は順調で、咳が治まってきた。
ただ、3診~4診頃 悪阻が一時酷く
匂いや食べ物に敏感になってしまい、
病院で点滴を受けることもあった為、
悪阻に切り替え施術したところ
悪阻も落ち着き食事も摂れるようになる。

コロナ後遺症
ということで診始めましたが
コロナ罹患と妊娠発覚が同時期だった為、
経過や体の状態を整理すると、
妊娠悪阻による咳だった模様。
どちらにしても今は妊娠初期のため
むやみに薬を服用できる状態ではないので、
鍼で治めることができて良かったです。

 

・施術回数
6診

・頻度
約週1回

・期間
1カ月弱

コロナ後遺症:
40代  女性  主婦

・初診
コロナ後遺症

主訴はコロナ後遺症による
嗅覚障害と味覚障害。
コロナの症状自体は軽く
発熱と咽痛、空咳が4~5日で治まるが、
嗅覚がマヒして
コーヒーの匂いが認識できなかった。
急いで耳鼻科を受診し、
中程度の嗅覚障害と診断を受け、
当帰芍薬散、ビタミン剤、
ステロイドの点鼻薬を処方され、
少しずつ回復してゆき
6割方 匂いも分かるようになってきたが、
ここで改善が停滞する。
残りの4割の改善を求め
当院に施術依頼されることに。

匂いは
コーヒー、香水、洗剤、
部屋の匂い、タンスの匂い、煮物の匂い
など認識できるようになってきたが
いずれもすぐに匂うわけではなく
鼻の近くで認識できるレベル。
一番匂いが分からないのは、
スーパーの果物売り場で
フルーツの甘い匂いが認識できなかった。
(桃の匂いが分からなかったよう)

 

(詳しい問診事項は割愛します。)

 

四診から気滞血瘀の可能性を診るが
脾虚が深いのでこれを扶けてゆく。
脾虚から派生する気滞が散ってくれれば
それで良し。もし瘀血が残るようであれば
後々散らしてゆけば良し。
施術直後は体軽くなり
スッキリされていました。

 

・5診(前回施術から6日後)
コロナ後遺症
週1回ペースで診ており、

施術を重ねる度に徐々に回復し
5回目には今まで匂いにくかった匂い

・スーパーの果物売り場の甘い匂い
・漂白剤の匂い
・冷蔵庫の野菜室の匂い

などが、しっかり匂うようになり
”そういえばこんな匂いだった”と
思い出すことができ、
感覚的には全快していた。

施術効果に満足されたので
今回を以て定期的な施術終了。
今後はメンテナンスで
不定期に診させてもらう予定です。

 

・施術回数
5診

・頻度
約週1回

・期間
1カ月弱

コロナ後遺症:
50代  女性  会社員
・初診
コロナ後遺症

コロナに罹患して3日目には
味覚が鈍化していることに気づく。
甘い味や辛い味が
分からないのではなく

味全般(五味)がぼんやりして
微かに味するが、
はっきりした味が分からない。

味が分からないと
ご飯が美味しく感じないので
食欲減退し体重も減少する。

嗅覚もはっきりした匂いが
感じ取れなくなり、

アルコールは鼻に近づけると
認識できるが、

遠くからではわからない。
もともとアレルギー体質で
ストレスを感じると
皮膚疾患が出やすく

鼻の調子も崩しやすい。
また婦人科疾患の病歴あり
(詳細は伏せます)

高齢の身内と同居しているため
コロナが伝染しないよう
いつも以上に気張って
過ごしていたとのこと。

(詳しい問診事項は割愛します。)


四診から正気の弱りはなく

気滞血瘀と診立て施術。
来院時は
非常に警戒した様子だったが、

施術中はよく眠っていた。
“初めて来るところで
深く眠ることはない”

と仰っていたので、
よく緊張が抜けたようだ。
また、施術中から
舌がピリピリした感覚になり
(舌に直接施術はしていません)
不思議な感覚だったとのこと。
手応えはあったので効いてくれると
確信はしているが、
どれくらいの効果が出るのかは
まだ未知数なので
また近々診させてもらう予定です。


・2診(前回施術から3日後)

コロナ後遺症
初診施術後、

味覚・嗅覚共にマシになっており、
ぼんやりした匂いや味しか
感じなかったのが

はっきり認識できるようになる。
味覚障害になってから
味を濃く調理するようになったためか
いつも通り調理した食事を食べると
塩味が濃過ぎて舌に痛みを感じるほど
味覚が回復していた。
他にも便秘が解消したり
体がスッキリするようになった。
コロナ罹患後の
味覚・嗅覚障害といった

症状でも体を根本的に
スッキリすることができれば
改善可能な疾患であります。
味覚・嗅覚が良くなったので
その後は経過観察されております。


・施術回数

2回

・頻度
なし

・期間
3日間

コロナ後遺症:
10代  男の子  小学生

・初診

コロナ後遺症

主訴はコロナ後遺症による咳症状。
他に味覚障害や嗅覚障害の症状はない。
もともと小児喘息があり、
ステロイドの吸引薬は以前から
使用していたよう。

咳症状の詳細を聞くと、
咳よりも痰が喉に引っかかって
それを出そうと咳き込むよう。
コロナ寛解後しばらくは
1日中咳き込んでいたが、
最近は日中や夜は咳き込むことはなく、
朝寝起きの時にゲホゲホと
咳き込んでいるとのこと。

 

(詳しい問診事項は割愛します)

 

コロナ寛解後、
体を労ってか
運動を避け
大事に大事に過ごさせたようで

(親心は大変わかります。)
体重が急激に増えたようです。
気滞がガチガチだったので、
コロナの後遺症というよりは
梅核気に近い現象で、
これを捌いた方が早そうかなと
疏肝理気を施しました。

朝に頻繁に咳するようなので
朝の感じをみてもらい次の来院時に
経過報告してもらう予定です。

 

・2診(前回施術から9日後)

コロナ後遺症

コロナ後遺症による咳症状は
前回施術後から出なくなる。
痰がまだ少し残るのと、
黄色い鼻水が出るのは変わらず。
副鼻腔炎と診断され、
抗生物質を服用しており
黄色くネバネバした鼻水が
透明で水様の鼻水に変わる。

持病で気管支喘息があるため、
咳症状が落ち着き
親御さんは安堵されていたが
痰と副鼻腔炎が残っている。

もともと腎虚体質で、
腎陰虚から肺に波及し
肺腎陰虚となっている可能性をみる。
補腎を軸に施術し、
鼻腔が開竅するよう整えてみる。

 

・3診(前回施術から1週間後)

コロナ後遺症

副鼻腔炎で鼻の奥がモヤモヤして
詰まっていたが、
前回施術後に鼻がよく通り
抗生物質が切れた今でも
スムーズな鼻の通りを維持できている。

産まれてすぐに、
腎臓の病(詳細は伏せます)を
患っていた病歴があったらしいので、
本質的に腎虚がベースにあることが
解明した。

あと少しだけ痰が出るようだが
このまま補腎してゆき、
今後の経過を追ってゆく。

 

・5診(前回施術から1週間後)

コロナ後遺症

経過順調で、
1泊2日の林間学校にも
何の問題なく参加できたそう。

コロナ後遺症による
咳・痰・副鼻腔炎の症状が
全快したので
今回を以て施術終了しました。

 

・施術回数
5

・頻度
約週1回

・期間
1ヶ月

コロナ後遺症:
30代  女性  医療関係
・初診

コロナ後遺症

現在ある症状は主に嗅覚障害。
きつい匂いがする柔軟剤を使った
衣類を顔につけると微かに
その柔軟剤の匂いが分かる。
(コロナ感染前は
すぐ気付く匂いだったのが、
顔を密着させないと分からない)

味覚については
ご飯を美味しく食べられているが
チョコレートのみ苦く感じる。

抗生物質と漢方を服用しているが
改善の兆しがないので、
本質的な改善を求め来院される。

 

(詳しい問診事項は割愛します)

 

長年、便秘に悩んでおられ、
大黄甘草湯を服用して便を出している。
大腸に燥熱があるようには感じず、
下焦にて気滞血瘀を形成し
全体の気機の巡りが悪い。
正気の弱りはないが、
脾胃の弱りが診られる。
下焦の駆瘀血を主軸に施術し、
脾胃は敢えて放置し
施術後の動きを診てみる。

施術直後は体スッキリしていたが、
日常生活において
匂いを感じられるか?
様子をみてもらう。

 

・3診(前回施術から4日後)

コロナ後遺症

初診の施術後は
匂いの変化は無かったが、
便通がよく出て体スッキリしていた。

2診の施術後もよく便が出て、
匂いに気付くことが増えた。
排水溝の臭い匂いや、
餃子の匂いを感じるようになり
美味しく食べられた。
また、マスク越しでも
アルコール消毒の匂いや
お香の匂いが認識できるようになる。

いずれもハッキリとした
強い匂いは認識できるようになるが、
コーヒーの香りなどの
微かな弱い香りは
まだ認識できていない。

12診で大まかな変化が出てきたので
これからは細かい施術を施し、
仕上げに向かいたいと思います。

 

・4診(前回施術から12日後)

コロナ後遺症

前回施術から
少し間が空いてしまったが、
前回施術後に劇的に匂い改善し
料理の匂いや風味、コーヒーの匂いや
チョコレートの味など
前まで分からなかった匂いなどが
一気に匂うようになり、
日常生活で匂いに困ることが
なくなった。

ただ、一週間多忙な週があり、
ある日職場で不快な臭いが
立ちこめる日があったが
自分一人だけ匂いに気付かなかった。

四診では以前より
反応が良くなっており、
切経しても
ツボの反応も良くなっており
大方問題なさそう。
瘀血の反応マシだが
多忙だったためか表在に
気滞の反応がきつかったので
これを捌いておきました。
正気もみるみる回復してるので、
恐らくあと数診で全快できそう。

職場での不快な臭いが
評価軸になりそうなので、
これを嗅いでみてもらい
認識できるかをみてもらいます。

 

5診(前回施術から9日後)

コロナ後遺症

経過は順調で、
前回施術
の課題だった
不快な臭いを嗅ぐ機会がなかった為
嗅覚が全快したかどうかは
確認できなかったが、
患者さんの自覚的には
85
%は改善していると認識。
嗅覚障害や味覚障害以外にも
鍼を受け始めて体の疲れが
よく取れてきたので、
コロナ後の倦怠感もあったのだなと
最近になって認識したとのこと。

体の状態を診ると
まだ改善の余地はあったが、
患者さん本人が現状に
満足されていた。
よっぽど無茶しない限り
悪化することはないと思うが、
何かあれば直ぐに連絡下さいと
お伝えし、今回を以て
定期的な施術は終了しました。

この5診目の施術の2日後に
課題だった不快な臭いを認識できたと
ご報告頂きました

 

このように、
コロナ後遺症による嗅覚障害や
味覚障害、倦怠感といった症状も
鍼で体の代謝を促し、
体の内側からスッキリさせることで
改善可能な症状であります。

 

・施術回数
5


・頻度
約週1回ペース


・期間
1ヶ月間

コロナ後遺症:
30代  女性  自営業
コロナ後遺症

※普段、違う主訴で
診ている患者さんで
この日はコロナ後遺症を主訴で
診させて頂きました。

 

現在あるコロナ後遺症は
咳・鼻声・痰・後鼻漏・倦怠感・
味覚障害(味覚過敏)。

この方は脾気虚がベースにあり、
脾虚から湿痰を生成し
肺で貯痰して咳嗽が出たり、
鼻声や後鼻漏になり、
痰のため清陽できず
全身倦怠感が起きています。
味覚障害も脾虚の運化失調と
肝鬱が関係してるのかと
考えられます。

コロナ後遺症

前回施術から約1ヶ月。
コロナ後遺症による
倦怠感・味覚過敏・
鼻声は
直ぐに改善したよう。

咳は施術後しばらく残ったが
その後改善される。

長年診てる方なので、
根本的にどこが弱いのかを
把握していた為
早く対処できました。

・施術回数
2診(実質1診)

・頻度
1回

・施術期間
なし

コロナ後遺症:
10  男性  学生

【コロナ後遺症】味覚障害・嗅覚障害

 

2022年某日

39.8℃の発熱。
咳や喉の違和感は無し。
念のためPCR検査を受け、
コロナ陽性と発覚し自宅療養。

発熱は1日でひくが、
翌日に鼻水と鼻閉になり、
その日から食事をしても全く味がしない、
匂いを感じないことに気付く。
鼻閉が酷いせいかとそのまま様子見る。

10日間の自宅療養を経て
鼻水と鼻閉は改善するが、
味覚と嗅覚は改善せず。
耳鼻科に相談するも
「しばらく様子見て下さい」
と指示を受け数週間様子見るも
味覚・嗅覚改善の兆しもなく、
親御さんが楓庵に施術依頼される。

味覚障害について
コロナ発症してから、
・苦味、辛味、甘味、酸味、塩味
全般の味を感じなくなり、
何を食べても美味しくない。

嗅覚障害について
・匂いも全般感じない。

切経にて
腎の虚がかなり深い。
脾胃の湿邪の停滞がきつい。
肺の虚も深い。

弁証:
腎気虚

治法:
補腎気

・初診
施術後、特に変化なし。
5日後に診せてもらうよう予約取ってもらう。

2
前回施術より5日後。
味覚・嗅覚について大きな変化なく、
味を感じず、匂いも感じない。

弁証からもう一度作戦を練り直す。
初診時に診られた湿邪の停滞はマシになっていたが、
奥の方に瘀血の反応が際立っていたため
これを主に駆逐していく。

3
前回施術から5日後。
◯ココアやコーヒーの香りが
微かに香るようになり
コーヒーの苦味も微かに
感じるようになる。
腎気虚がマシになってきた。

施術方法は前回同様。

4
前回施術から4日後。
◯薄い味や微かな匂い以外は
全般感じられるようになってきた。
(濃い味やきつい匂いは
感じられるようになる
)

この頃より耳鼻科より処方された
ステロイド治療開始。
施術方法は前回同様。

 

5
前回施術から5日後。
現状維持
全快を100%としたら30%

 

味覚
薄い味がわからない(味噌汁の出汁など)

嗅覚
微かな香りがわからない

施術方法は前回同様。

 

・6
前回施術から3日後。
現状維持
症状に変動がないことに苛立ちが見える。四診では表在の邪実が緩み、
切経でも左右での変化があり
良い兆候は見えるが、
もう一度入念に診直す。

瘀血の反応がマシになってきたが、
上焦に深い虚が現れてきたので
これを埋めていく。

7
前回施術から4日後。
30%→35%とやや改善。
チョコレートの甘みを感じるようになる。苛立った様子が大分緩んでいた。

【コロナ後遺症】味覚障害・嗅覚障害

 

8
前回施術から3日後。
35%→45%と改善。
桃のエキスの入った
ミネラルウォーターを飲んだ時、桃の甘みを感じた。
(以前は桃の甘味を感じず)

肉の旨味などはまだわからない。

嗅覚
ほぼ問題ないとのこと。

・その後
前回施術から1週間後。
体調良く過ごされ、ジュースの甘味も
しっかり認識できるようになる。

調子良いのでしばらく様子見る
とのこと。

【コロナ後遺症】味覚障害・嗅覚障害

・頻度
週2回→1回

・回数
8診

・期間
1ヶ月10日間

 

考えられるストーリーとして、
急激な発熱が血熱に発展し、
コロナの症状が抜け切っても
裏に瘀血が停滞したまま邪実として
残存してましたが、
それが抜けると上焦の虚が現れたため、
後半はこれを埋めていくことに
専念しました。
もともと喘息があるとのことで、
コロナ関係なく肺気の虚損が
地盤としてあったのでしょう。

なので、本質的に
どの臓腑の虚が深いか?により
後遺症の出方も人によって違うのかなと
この症例を通して思いました。

コロナ後遺症:
50代  女性  看護師
【コロナ後遺症】味覚障害

 

2022年某日
発熱無し。
のどのイガイガ感が主訴で
PCR検査するとコロナ陽性。
自宅療養となる。

その後、咳、痰の症状出現。

 

味覚障害について
コロナ発症してから、
・ご飯がおいしくない。
 (お腹はすくのでご飯は食べる。)
・醤油、ポン酢、梅干し、
みそ汁など塩分はおいしい。

 酸味のあるリンゴはおいしい。
・コーヒーの苦みが強すぎておいしくない。
 コップ1/3飲んで飲むのをやめた。
・水道水を飲むとへんな甘さを感じる。
・甘いおやつの味がわからない。
 舌の縁がしびれた感じ、
 違和感が残っている。
・すき焼きを作る際に、味覚が良くないため、
味の濃いすき焼きを作ってしまった。

10日間自宅療養解除しても、症状は残存。
身体的な症状として
・身体の倦怠感
・足関節前面の転筋
・舌のザラザラした感覚

 

弁証:
瘀血と脾胃の弱り

 

治法:
活血化瘀

 

・初診
施術直後は体スッキリする。

 

・2診
施術より1週間後。
身体の変化は施術より4日目にあり。

コーヒーが美味しいと感じるようになった。
コロナ感染前のような美味しい苦みになった。
同時に舌の違和感がほとんどなくなった。
水道水の変な甘みも感じなくなった。
おやつも甘みを感じて美味しくなった。

 

身体的な変化は
・倦怠感ラクになる。
・足関節前面の転筋マシ。
・舌のザラザラ感消失。

 

・3診
前回施術より1週間。
味覚はコロナ感染前の状態に戻り、
全快したとのこと。
舌の違和感も無くなり、
調子良く過ごされてました。

【コロナ後遺症】味覚障害

 

・施術回数
3診。

 

・頻度
週1回

 

・期間
3週間

 

自宅療養で体力の低下が著しくあったため、
普段から運動するよう伝えました。

 

改善の仕方は個人差がありますが、
コロナの後遺症でも鍼灸で対応できます。

"是非、施療を受けてみたい!"
施術希望される方や
"自分の症状でも診てもらえるのか不安…"
という方はお気軽にご相談ください。

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