主訴:間質性膀胱炎(ハンナ型)
・初診
間質性膀胱炎(ハンナ型)による症状は
膀胱の痛み、局部の痛み・不快感、
頻尿、夜間頻尿。
イスに座っていると
だんだん下腹部に圧迫感が出て
気持ち悪くなってくる。
頻尿は1日10回以上。
夜間も1~2回は尿意で起きてしまう。
間質性膀胱炎以前に
膵炎を患った経緯があり、
それ以来 食事に気を付けて
生活しているが、いつも消化不良で
胃が気持ち悪い状態が続いている。
また、月経前になると
頭痛や下腹部痛が酷くなる傾向がある。
(詳しい問診事項は割愛します。)
膀胱の拡張術を
何回しても改善しないのであれば
膀胱に痛みがあっても
膀胱に原因がない証拠なので、
他の臓腑に原因を求める必要がありそう。
となると、膀胱炎前からある
膵炎と月経時痛が怪しいのだが、
四診で確認してみると
下焦に瘀血もあるが、
脾胃の弱りが深く体重減少し
正気もやや弱っているので、
これを先に扶けてから
駆瘀血をしていく必要がありそう。
補気健脾を軸に施術をしたところ
よくお腹が動いて身体が軽くなる。
これで瘀血も散ればいいが、
正気の様子をみながら
施術を重ねていこうと思います。
つづく
膀胱炎・腰痛・易疲労でお悩みの兵庫県三田市のH.Iさんに体験談を書いて頂きました。↓こちらよりテキスト閲覧できます。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://kaede-an.com/exp[…]関連記事
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