主訴:逆子
・初診
妊娠32週で来院。
逆子は母体の問題から生じる現象なので
妊娠してからの状態や
妊娠する前の状態、
もともとの体質(素体)について
詳しく問診して
現状を把握する必要があります。
今回の子どもは初産で
妊娠初期は悪阻なく過ごされ、
順調に妊婦生活を営んでいた。
ただ、睡眠の質が悪く
熟睡感がない日が続いており、
毎朝に下肢後面(ふくらはぎ)が
こむら返りを起こす。
(詳しい問診事項は割愛します。)
四診より気血両虚と診立て施術。
施術中からよく胎動があり
施術後は身体が軽くなっていた。
次回の検診まで5日しかないので
3日後に診させて頂く。
・2診(前回施術から3日後)
前回施術後、よく眠れるようになり
目覚めが悪かったのが、
スッと起きれるようになって
朝のこむら返りもなくなる。
胎動は引き続きよく動いている。
2日後に妊娠33週の検診で診てもらう。
・3診(前回施術から3日後)
妊娠33週の検診にて、
胎児が横向きになっていると診断された。
動きはあるがまだ頭位ではないので
帝王切開の日程が決まり、
次回から検診が毎週になる。
母体の体調は引き続き良く
睡眠の質も良いまま過ごされている。
・4診(前回施術から1週間後)
妊娠34週の検診にて、
横向きだった胎児が頭位になっていた。
この週数で頭位になっていたら
逆子に戻ることはないと診断され、
帝王切開の予約はキャンセルになる。
母体の体調は引き続き
心身ともにスッキリ過ごされていたので
今回を以て施術を終了した。
完
逆子でお悩みの大阪市東淀川区のC.Tさんに体験談を書いて頂きました。↓こちらよりテキスト閲覧できます。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://kaede-an.com/experience[…]
Q.妊娠中でも鍼灸施術は受けられますか?施術するならどんな施術になりますか?A.妊娠中でも施術は可能です。悪阻(つわり)や逆子、前置胎盤(全前置胎盤・部分前置胎盤・辺縁前置胎盤)低置胎盤、早産対策、陣痛が来ない[…]