主訴:関節リウマチ
11診
痛みだけ診れば一進一退だが、
食欲は痛みに左右されることなく
安定し、胃の気が建ってきた。
施術を次の段階に着手していく。
過去の他院への
通院歴を問診したところ、
A医院では、効果があった漢方薬を
1〜2年変えずに服用してたが、
一定のところまで改善するも
そこから症状に変化なく、
むしろ体重減少していったので
通院をやめる。
B医院では逆に、毎回あれこれ違う
漢方薬を処方されるが
効果が全くなかったとのこと。
漢方薬にしても鍼にしても、
調子が良くなってきたからといって
ずっと同じ処方ということは
あり得ないです。
一定の役目を終えたら、
次へ次へと更新していくことが
大事になって参ります。
また、体を治していくにも順序があり
あれこれ色々着手しても
体の基礎部分が安定してなければ、
効くものも効きません。
最初から決め打ちで
施術をするのではなく、
ナマモノを取り扱うように、
その日、その時の調子を診て
繊細に施術を重ねていくことが
極めて大事なことになってきます。
つづく
↓今までの関節リウマチの治療日誌です。
・【治療日誌】関節リウマチ No.1
・【治療日誌】関節リウマチ No.2
・【治療日誌】関節リウマチ No.3