主訴:胃腸虚弱
4診
(火)前回施術した日の夜、
右章門付近の痛みがきつかった。
(水)
当院が休診日だった為、
整体で診てもらう。
(木)
痛みは引くが、発熱でダウン。
その後、熱は1〜2日で引くが、
しばらくスッキリしない日々が
続いたとのこと。
初診時の考察で肝胆を攻め
腎の動向を診たが、
腎の正気をしっかり扶けてから
祛邪すべきだったと思う。
また、刺激に敏感なところがあるので
置鍼は禁忌の可能性あり。
即刺即抜で処置し次回へ。
5診
前回施術(金)の2日後(日)に
歯を食いしばって起床。
体がだるく37℃の微熱が出る。
その翌日(月)も36.8℃とやや高め。
右章門よりやや下の右五枢辺りの痛み
が出たとのこと。
お腹の張りもあり
体調はあまり宜しくない。
脾気虚の症候が顕著になって
いるためこれを鍉鍼(刺さない鍼)で
処置してみることに。
・5診の施術2日後
“尿路結石の為、
入院することになった”
と連絡がありました。
湿熱が膀胱に下注することで
尿路結石が形成されていた模様。
湿熱を散らし腎虚を埋める
つもりでいたが、
下焦の邪実をガッツリ
叩くべきだったのか?
でもそれだと
正気を傷っていたのではないか?
いや、膀胱も注視すべきだったな…
などなど反省することが多々ありました。
初診時から右少腹部の虚中ノ実が
半端なかったので相当な激痛だった
と思います。。
いつも興味津々に私の話を聞いてくれて
いた為、
退院後も診させて頂ければと思いますが、
しばらく入院されるので
今はしっかり病院で治してもらい
様子見てまたご連絡頂ければ嬉しいです。
お大事になさって下さい!
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【治療日誌】胃腸虚弱
【治療日誌】胃腸虚弱 No.2