【治療日誌】石灰沈着性腱板炎 No.1

主訴:石灰沈着性腱板炎

一番気になる症状は
石灰沈着性腱板炎による
右首〜肩の痛み。
約2年前から痛みが続き、
整形外科で診てもらっても
痛み止めの薬と湿布を出されるだけで
改善に至らず。
しばらくすると右手の強張りも出てきた。

病歴に
10年以上前に子宮腺筋症を患い
手術したことがあり、
その後の経過があまり宜しくないことから
6年ほど薬で月経を止めているとのこと。

また、3〜4年前から
3ヶ月〜半年おきに眩暈・耳鳴があり
メニエール病と診断を受け、
症状が出る度に薬で寛解させている。

平素より、眠りが浅く
熟睡感がない。

などの症状もあり
これらのことも考慮し
弁証論治を組み立て
施術に当たりました。

 

症状は肩関節周辺ですが、
一身全て繋がってくるので
今までの病歴や、
患者さんの元々の体質
がどのような体質なのかも
治療するに当たり
とても重要なヒントになります。

つづく