主訴:アトピー性皮膚炎
2診(前回施術から12日後)
浅黒く燻んだ肌は変わらないが
赤みが少し減ってきた。
幼少期〜現在までの経緯を問診したが
もともと虚弱体質な上に、
ずっと無理をして過ごしてきたよう。
教科書的には実証のような
表現が多いが、切経では虚の反応が
随所に診られたので
これらを丁寧に埋めていくことで
気滞の所見も緩んでくるはず。
長期戦を見越して
1回1回の症状の変化を診ていくより、
体の些細な変化を追って
根気強く施術を重ねていくことが
大事になってきそうだ。
つづく
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【治療日誌】アトピー性皮膚炎(6) No.1