【治療日誌】花粉症(2) No.1

主訴:花粉症

※普段違う主訴で診ている患者さんで
花粉症を改善したいと依頼されました。

花粉症

花粉症の症状は、
目の痒み、鼻閉、鼻水、
咽の痛み、咳といった症状で
薬のせいか頭がボーとする
といった症状もあり。
今年は一度ステロイドを服用してから
いつも服用している花粉症の薬を
服用している。
仕事中は症状出ないが
仕事が終わって帰宅し
家で気が緩むと
上記の症状が出てくるので、
帰宅後はずっと目を掻いている
とのこと。

西洋医学の薬全般に言えるのが
症状を抑え込んだり
感覚を麻痺させる作用が多いため、
薬が作用してる間は
症状を抑え込むが、
人体の生理作用(月経のことじゃない)
も抑え込むので、
頭がスッキリしない、
眠たい、ボーとするといった
副作用が現れます。

薬の作用だけでなく、
気を張り詰めてると
感覚が麻痺することもあります。

なので、
・薬で症状を抑え込む
・気を張り詰める
の2つの条件が重なった状態で
仕事中は症状が全く出ないが

逆に
・薬の効果が切れる
・家で気が緩む
の2つの条件が重なって
家で症状が爆発的に出てしまう。
と考察します。

春は肝気が昂る季節なので、
肝鬱気滞が根深くある人は
症状が上に突き上がりやすい
季節でもあります。

鍼では症状を抑え込むのではなく、
気滞をよく散らしてみました。
仕事終わって帰宅後の様子を

みてもらうようお伝えし
施術を終えました。

つづく