【治療日誌】ばね指(4)・メニエール病(3) No.1

ばね指・メニエール病

主訴:
ばね指・メニエール病

・初診

ばね指

メニエール病

ということで、
主訴がばね指とメニエール病の2つ
あります。
厳密にいえば、他にも肩の強張りや
五十肩もあるが上記2つを主に
診て欲しいということで診ていきます。

・ばね指
もともと右肩が強張っており、
そのまま様子をみてしていたら
右手全体も強張ってきた。
肩や手はずっと強張っていた
わけじゃなかったので、
様子見ていたら右示指が
上図のように屈曲できなくなってきた。
ステロイドの注射を射ち、
一時的に楽になるが
時間が経過していくとまた
手が強張って示指のみ曲がらなく
なってきた。

・メニエール病
4〜5年前から慢性的に
眩暈・耳鳴りを発症しては
寛解を繰り返すようになる。
ペースは3〜6ヶ月に1度。
今回はプーーという耳鳴りだけで
眩暈の症状は無し。

 

(詳しい問診事項は割愛します)

 

慢性的な気滞のため
肩〜首がガチガチに固まり、
気滞血瘀に発展し手の強張りから
ばね指に発展、
肝胆の経気も滞り耳鳴りも
出てきたものと考察。
正気の弱りは酷くなかったので、
行気・活血化瘀を施す。

ばね指とメニエール病、
症状は全く別物ですが
根本的な原因は2つとも
同じ原因ではないかと
診立てております。

つづく

 

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