【治療日誌】五十肩(2) No.1

主訴:五十肩

・初診

五十肩

患部は右肩。
以前にも同じような痛みを
感じることがあったが、
数日様子見てると勝手に治ったので
今回も放置してみたが
改善する兆候なかった為
整形外科を受診。
“五十肩”と診断を受け
湿布を処方されるが、改善の兆しなし。

その後、数ヶ月放置していたが
痛みは酷くなってきて
右手(合谷付近)も痛くなってきたので
施術依頼をいただく。

腕をどの方向に動かしても
肩(肩髃付近)が痛い。
寝返りしても痛いので、
最近寝不足になってきている。

 

(詳しい問診事項は割愛します)

 

肩や手の痛みは経絡上では
手陽明大腸経の走行に由来し、
痛みが出ている現象はそうだが、
原因が大腸経にあるかと言えば
また別の話になってくる。

四診から
手足陽明経の湿痰の情報が多いが
同時に肝鬱気滞もきつい。
痛みの場所が固定しているので
瘀血の可能性も考えられるが、
痛みの質感がそれとは違い、
湿痰がベタベタにくっついて
気滞が動かないことも考えられる。
陽明腑の祛湿をメインに施術。
痛みはまだあるが肩の可動域が広がる。

ジャンクフードが好きなようなので、
痛い内は控えて頂くようお伝えし
初診の施術終了しました。

つづく

 

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