主訴:ギックリ腰
3診
前回施術から8日後。
ギックリ腰の激痛は消失。
雨の日は腰にジーーンとした
感覚だったり、
頭痛を感じるようになっていた。
瘀血や気滞が去ってきた分、
虚してる臓腑のセンサーが復活し
雨を敏感に感知できるよう
になってきた。
四診から脾気虚が
ベースにあることが判明。
今後はこれを補ってゆき、
癖になっていた
ギックリ腰の予防に努めます。
余談:
教科書的には脾は湿に弱いので
“脾が弱い人は雨に敏感になる”
と書かれてますが、
気が張り詰めた状態が続くと
臓腑のセンサーが麻痺し
増悪因子を感知しないことが
多々あります。
また、弁証論治って
初診時からパチーンと
組み立てないといけない!
と思ってる方多いですが、
そんなことはありません。
このように初診時〜3診目の
わずか1〜2週間の間でも
体の状況・状態は変わってくるので、
全然違う診立てになるし
そのことを予想して診立てることが
重要になってきます。
つづく
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【治療日誌】ギックリ腰 No.1