【治療日誌】皮膚掻痒・くも状血管腫・手掌紅斑 No.1

主訴:皮膚掻痒・
くも状血管腫・手掌紅斑

 

施術前の問い合わせmail

“×歳の子どもについてです。
皮膚掻痒、くも状血管腫(頬、胸)、
手掌紅斑があり、肝臓病ではないかと
調べれば調べるほど
不安が増すばかりです。

後日検査に行くつもりです。”

 

上記の問い合わせを頂き
診させてもらうことに。

 

 

初診

 

くも状血管腫

くも状血管腫

くも状血管腫の疑いのある
頬と胸元を確認。
どちらもうっすらと
血管が浮いているのを確認。

 

手掌紅斑

手掌紅斑は、
色は鮮紅色で紅斑が見受けられた。
見た目にも分かりやすいので、
施術前後の比較対象として診れそう。

 

皮膚掻痒

肘窩と膝窩は乾燥しており、
鼠径部が一番痒みが酷く、
浅黒くなっていた模様。

 

(問診事項は割愛)

 

現象としては肝疾患の兆候はあるが、
四診では腎虚がかなり深かった。
腎精が不足し肝が濡養されず
肝腎陰虚のため内熱が生じて、
熱が血絡を犯し手掌紅斑や
薄っらと くも状血管腫が
出ているものと考察する。
瘀血が形成されているとマズイが、
まだそこまで発展してなさそう。

まだ小児なので、
施術では刺さない鍼(鍉鍼)を使用。

鍉鍼による施術

経穴に施術して直ぐに
クタ〜ッとリラックスして眠った。
施術後は手掌紅斑の赤みが
よく引いていた。

幸い、病はまだ浅そうではあるが、
肝硬変だと大変なので
近々病院で診てもらうようにも
お願いしました。

つづく

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