【治療日誌】コロナ後遺症(6) No.1

主訴:コロナ後遺症

・初診

コロナ後遺症

主訴はコロナ後遺症による咳症状。
他に味覚障害や嗅覚障害の症状はない。
もともと小児喘息があり、
ステロイドの吸引薬は以前から
使用していたよう。

咳症状の詳細を聞くと、
咳よりも痰が喉に引っかかって
それを出そうと咳き込むよう。
コロナ寛解後しばらくは
1日中咳き込んでいたが、
最近は日中や夜は咳き込むことはなく、
朝寝起きの時にゲホゲホと
咳き込んでいるとのこと。

 

(詳しい問診事項は割愛します)

 

コロナ寛解後、体を労ってか
運動を避け大事に大事に過ごさせたようで
(親心は大変わかります。)
体重が急激に増えたようです。
気滞がガチガチだったので、
コロナの後遺症というよりは
梅核気に近い現象で、
これを捌いた方が早そうかなと
疏肝理気を施しました。

朝に頻繁に咳するようなので
朝の感じをみてもらい次の来院時に
経過報告してもらう予定です。

つづく

 

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