【治療日誌】クローン病 No.1

主訴:クローン病

・初診

クローン病

クローン病の活動期は腹痛や下痢があり
入院し栄養療法で成分栄養剤を6週間投与。
CRPや症状が寛解する。

退院後は薬物療法(ステロイド)で様子みるが
酷い便秘になってしまった為、
漢方と酸化マグネシウムを服用し
軟便が出るとのこと。

その後、社会復帰するも
頭重感、頭がフワフワ・モヤモヤする、
頭部の火照り、便秘、朝が起きられず
家で休む日が多くなってきた。

 

(詳しい問診事項は割愛します)

 

考え得るストーリーとしては、
元々胃腸が弱く、
幼少期から薬に敏感な体質だったため
今回接種したワクチンも体に馴染まず、
異物として体内に停滞し
拒絶反応を起こしたと考えられる。
絶食し寛解したが、薬物療法に
用いられたステロイドにも敏感に反応してしまい
症状が慢性化してしまった可能性あり。
胃の気の損傷が激しいため健脾和胃を施す。
施術中からポカポカと温まり
よく気血が巡ってきた。

今後、病院での検査入院も控えており
血液検査や消化器官の検査など
詳しい検査結果も追いつつ、
当院では根本的に
“朝スッキリ起きられるか?”
“頭が重くフワフワしないか?”
など、追っていきます。
体調が安定すれば
数値も安定することが多いので
体調面を徹底的に整えていくことが
大事になってきます。

つづく

 

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症例集

 

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