手掌紅斑

手掌紅斑

手掌紅斑は内科疾患からくる症状だと
西洋医学でも見解を示す症状で、
肝臓病や自己免疫疾患などからくる
症状だと考えられております。

東洋医学でも内臓の機能の滞りや
弱りからくるものと考えられており、
臓腑間の連携が整えば
改善可能な症状です。

ただ、肝硬変など重篤な疾患の
可能性もあるため、
病院で詳しい検査してもらうことが
大事になってきます。
検査をしても何も異常が見当たらない
といった状態であればご相談下さい。

こちらでは手掌紅斑について
西洋医学と東洋医学の見解を
ご紹介して参ります。

 

西洋医学の見解
内科疾患とくに肝疾患に伴う
皮膚症状の1つで
比較的境界の明らかな紅斑を
手掌に認めることがある。

拇指球、小指球に出やすい症状だが
重症例では紅斑が全手掌、
指に及ぶこともある。
内科疾患が軽快すれば紅斑も軽快する。

内科疾患例:
肝疾患、肺疾患、
心疾患、妊娠、関節リウマチ
全身性エリテマトーデス(SLE)
皮膚筋炎など

手掌紅斑は
自覚症状がないことが多く、
肝臓の機能が低下している
可能性が考えられる。
また、妊娠中はエストロゲンの
作用によって手掌紅斑に
なりやすいのが特徴。
もし、痛みやかゆみを伴う場合には、
肝臓の病気以外の原因が
隠れていることもある為
注意が必要になってくる。

手掌紅斑

東洋医学の見解
朱砂掌とは
両手掌の大小魚際 (拇指球小指球)
の部分の皮膚が発赤し、
圧迫によって退色し
皮膚そのものも
薄くなっている状態をいう。
「手掌紅斑」「肝掌」ともいう。

《臨証会要》
「紅斑掌」
と称している。

・肝腎陰虚
湿熱が長期間停滞して化火し
肝腎の陰液を消耗したり、
慢性病の消耗が腎に及んで
腎精が不足し肝が濡養されなくなって
肝腎陰虚のために内熱が生じ、
熱が血絡を優動するので
手掌に紅斑が生じる。

特徴:
手掌紅斑とともに頭がふらつく・
耳鳴・るい痩・舌質は紅で痩せる・
舌昔は少ないなどの
肝腎陰虚の症候がみられることである。

治法:
滋養肝腎陰血を主とし
活血化瘀で補助する。

・瘀血
七情内傷による肝欝気滞や
肝胆湿熱による疏泄の障害などで、
気滞から血を生じ、
血絡が凝滞して朱砂掌が発生する。

特徴:
暗紅色の手掌紅斑・
脇下部の腫塊・腹壁静脈の怒張・
頭頸部から胸部にかけての
クモ状血管・舌質は暗紫色で
瘀斑があるなどの血瘀の症候が
認められることである。

治法:
活血化瘀


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