Q.寒くなってくると
朝がなかなか起きれないのですが、
健康になるには
早寝早起きじゃないとダメですか?
A.睡眠について東洋医学的な見解を
簡単に述べていきます。
東洋医学のバイブル的な
世界最古の医学書『素問』
という書物があるのですが、
これの四気調神大論篇(第2)に
春夏秋冬 各季節ごとに
入眠と起床についての記述があります。
(興味ない方は飛ばして下さい)
- 黄帝内経『素問』:
四気調神大論篇(第2)より引用 春:
日が暮れたら早めに床に着き睡眠を取り、
日の出とともに起床する。
(原文:春三月、此謂発陳。
天地倶生、万物以栄。
夜臥早起、広歩於庭~~)夏:
日が暮れて夜になったら早く就寝し
朝は日の出とともに起床する。
(原文:夏三月、此謂蕃秀。
天地氣交、萬物華實。
夜臥早起、無厭於日~~)秋:
日没後に暗くなったら床に着き、
朝は鶏の鳴くと共に起床する。
(原文:秋三月、此謂容平。
天氣以急、地氣以明。
早臥早起、與鷄倶興~~)冬:
暗くなってから床に就き
朝の起床は太陽が地平線を離れて後に起き、
朝日を浴びてから行動する。
(原文:冬三月、此謂閉藏。
水氷地坼、無擾乎陽。
早臥晩起、必待日光~~)
日の出と共に行動を開始し、
日の入りと共に睡眠を摂りましょう
という意味ですが、
季節によって日照時間が違う為、
極端な話
夏は”遅寝早起き”(遅寝といっても深夜ではない)
冬は”早寝遅起き”
を推奨しております。
冬はなかなか目覚めが悪くなりがちですが、
ある程度は致し方ないようです。
ここまでは季節による睡眠についてお話しました。
もう少し言及すると
歳を重ねると早寝早起きになる方もおり、
これは体力の回復に努める為に
必然的に早寝早起きになるパターンなので
健康的ですが課題も見受けます。
また、元気な人ほど
”早寝(寝つき◎)”であり
”早起き(寝起き◎)”であって、
子どもが良い例で
元気な子どもは皆寝つきが良く
(のび太は0.93秒で寝るようですw)
朝もパッと目覚めてすぐ行動するので
こっちの方が理想的な早寝早起きであります。
本題に戻ります。
”健康になるために
早寝早起きじゃないとダメか?”
とのことで、
運動する習慣などメリハリある生活であれば
早寝早起きが絶対必須ということはないですが、
より健康的な生活を目指すのであれば
早寝早起きが求められるのかなと思います。
季節によって早寝早起きの概念も
変えていいのですが、
形式的な早寝早起きから
始めてみても良いと思います。
よく動く習慣が身についてきて
機能的な早寝(寝つき◎)早起き(寝起き◎)
になれば理想形ではないでしょうか。
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