主訴:嗄声(声枯れ)
初診
咳や痰は少し残るも発熱はなし。
病院から出された薬を服用しても
声枯れが治る気配なし。
体の本質的な改善を求め
当院に来院される。
喉の違和感を感じた頃は
“銀翹散”を服用していた。
銀翹散の効能は辛凉透表・清熱解毒。
風熱表証に有効な湯液だが
効果がなかったようなので
弁証論治が違うことを意味する。
(詳しい問診事項は割愛)
暖房による風熱ではなく、
過労による腎陰の消耗からくる
肺腎陰虚と診立て施術。
施術直後は声の変化はなかったが
四診では変化あったので
5日後に予約取ってもらい
経過を診てもらうことに。
つづく
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