【治療日誌】嗄声(声枯れ) No.1

嗄声(声枯れ)

主訴:嗄声(声枯れ)

初診

嗄声(声枯れ)

咳や痰は少し残るも発熱はなし。
病院から出された薬を服用しても
声枯れが治る気配なし。
体の本質的な改善を求め
当院に来院される。

喉の違和感を感じた頃は
“銀翹散”を服用していた。
銀翹散の効能は辛凉透表・清熱解毒。
風熱表証に有効な湯液だが
効果がなかったようなので
弁証論治が違うことを意味する。

 

(詳しい問診事項は割愛)

 

暖房による風熱ではなく、
過労による腎陰の消耗からくる
肺腎陰虚と診立て施術。
施術直後は声の変化はなかったが
四診では変化あったので
5日後に予約取ってもらい
経過を診てもらうことに。

つづく

 

↓治療日誌のつづきはこちら

関連記事

主訴:嗄声(声枯れ)3診初診時のかすれた声はマシになり声量も完全ではないが出てきた。吸気の際に肋骨が痛むとのことなのでまだ要注意ではある。もっと深い呼吸ができるように腎の納気作用を扶けながら、気滞も散らし[…]

嗄声(声枯れ)

関連記事

主訴:嗄声(声枯れ)・4診(前回施術から17日後)年末年始を挟み、施術間隔が空いてしまい、その間多忙を極め咳症状が悪化。咳が酷く、右の第7肋骨にヒビが入ってしまう。(肺炎ではなかったのが幸いだった)コルセ[…]

嗄声(声枯れ)

関連記事

主訴:嗄声(声枯れ)・6診(前回施術から1週間後)咳も落ち着き、呼吸器内科でも経過良好と診断された。右の第七肋骨のヒビはまだ完治していないが、発作的な咳がない分 大分マシ。嗄声(声枯れ)自体はもう年明けか[…]

嗄声(声枯れ)