主訴:
咽喉頭異常感症(ヒステリー球)
・2診(前回施術から4日後)
初診施術後は、症状の変化より
心境の変化があったようで
思慮深い性格だったが、
鍼をした後は思い悩むことがなくなり
開き直って過ごせた。
数日そんな日が続いてから
咽にあった球のような異物感が消失。
咽の違和感に変わる。
咽の症状以外の変化では、
いつも以上に胃がグルグル動き
ここ数日は、
形の良い便が出るようになった。
東洋医学では、感情も五臓が
管理しているものと考えられ
・肝=怒
・心=喜
・脾=思
・肺=悲
・腎=恐・驚
と配当される。
この方は脾胃の弱りが深かったので
脾が弱ると、思慮深くなる、
思い悩みやすい性格になる為、
今回のように施術で脾胃がよく動くと
思い詰めなくなり、
気滞(梅核気)が散って
症状がよく解消された。
(まだ違和感があるようなので
完全ではないが)
なので、この方の場合
普段からの脾胃のケアが大事に
なってきます。
つづく
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・No.1
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