【Q&A】鍼が痛い時と痛くない時がある

Q&A

Q.鍼を刺す時、痛い時と
痛くない時があるのは何故ですか?

A.施術者が刺鍼の角度を変えたり、
鍼尖が丸い鍼か鍼尖が鋭利な鍼
を使い分ける時が
あるので
技術的な問題もありますが、

同じアプローチ、同じ鍼尖の鍼で
刺されて感じ方が違う場合は、
体調によるものと思って下さい。

日によって(あるいは時間帯によって)
体の反応が違ってくるので
同じ刺激でも
自ずと感じ方も違ってきます。

例えば、
ストレスを溜め込んだ後に診たり、
仕事で疲労困憊の状態で診たり、
運動してスッキリした後に診たり、
状況によって体の反応も変わってくる為
鍼の感じ方も変わってきます。

“鍼が痛い方が悪い”とか
“鍼が痛くない方が良い”とか
断片的な反応を診て
どちらが良い悪い
という話ではなく、
それまでの流れが大事であって
例えば、
①麻痺していた感覚が戻って
鍼の刺激を感じるようになった。
②鍼の刺激に過敏に反応していたのが
緊張が解けて敏感に反応しなくなった。
などの流れを診ることが大事です。
”鍼が痛い・痛くないのはなぜか?”の
答えになっていないですが、
そういう流れ・経過を診てます。
(詳しく解説すると虚実で話できますが
ここでは割愛します。)

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