乳幼児に特有の夜泣き癖がある病証。
児啼・蝘啼・驚啼・胃啼・拗啼
とも呼ばれている。
夜啼有二:脾寒,曰心熱。
(明·薛鎧《保嬰撮要·夜啼》)
訳:
夜泣きには二つの原因がある。
脾の冷えと、心の熱である。
(明・薛鎧『保嬰撮要・夜啼』)
凡夜啼見燈即止者,
此為點燈習慣,乃為拗哭,實非病也。
夜間切勿燃燈,任彼啼哭二三夜自定。
(清·陳復正《幼幼集成·夜啼證治》)
訳:
夜泣きで、灯りを見るとすぐに泣き止むものは、
わがまま泣きであり、
夜間は決して灯りをつけず、
二、
(清・陳復正『幼幼集成・夜啼証治』)
夜屬陰,陰勝則脾臟之寒愈盛。
脾為至陰,喜溫而惡寒,寒則腹中痛,
故曲腰而啼。
(明·薛鎧《保嬰撮要・夜啼》)
訳:
夜は陰に属し、陰が勝ると
脾臓の冷えがさらに強くなる。
脾臓は至陰であり、
温かいものを好み、冷えを嫌う。
腰を曲げて泣く。
(明・薛鎧『保嬰撮要・夜啼』)
小兒夜啼有數證:有髒寒、
有心熱,有神不安,有拗哭,
此中寒熱不同,切宜詳辨。
寒者,陰盛於夜,至夜則陰極發躁,
寒腹痛,以手按其腹則啼止,起手又啼,
外證面青手冷,口不吮乳,
夜啼不歇,加減當歸散。
心熱煩啼者,面紅舌赤,或舌苔白澀,
無燈則啼稍息,見燈則啼愈甚,
宜導赤散加麥冬,燈心,甚則加川連,龍膽草。
神不安而啼者,睡中驚悸,把母大哭,
面色紫黑,蓋神虛驚悸,宜安神丸定其心志。
有吐瀉後及大病後夜啼,亦由心血不足,治同上。
(清·陳復正《幼幼集成·夜啼證治》)
訳:
小児の夜泣きにはいくつかの証がある。
臓腑の冷え、心の熱、精神不安、
わがまま泣きなどである。
この中には寒熱の違いがあり、
詳しく鑑別すべきである。
冷えによるものは、夜に陰が盛んになり、
手で腹を押さえると泣き止み、
外証としては顔色が青く手が冷たく、乳を吸わず、
夜泣きが止まらない場合は、加減当帰散を用いる。
心の熱による煩わしい夜泣きは、顔が赤く舌が赤い、
灯りがないと泣きが少し収まり、
灯りを見るとさらにひどく泣く。
導赤散に麦冬、灯心草を加え、
ひどい場合は川連、
精神不安による夜泣きは、
寝ている間に驚いて泣き叫び、
顔色は紫黒色で、
驚きやすいことによるもので、
吐瀉後や大病後の夜泣きも、
心血不足によるものであり、
(清・陳復正『幼幼集成・夜啼証治』)
小兒夜啼者,髒冷故也。
(隋・巢元方《諸病源候論·夜啼候》)
訳:
小児の夜泣きは、臓腑が冷えているためである。
(隋・巣元方『諸病源候論・夜啼候』)
凡小兒晝則無事,夜則啼哭,
此腹痛也。蓋腹屬陰,痛主寒,遇夜則發,
陰寒甚也,以理中丸燈心燒灰煎湯下。
(明·萬全《片玉心書·心腹痛門》)
訳:
小児が昼間は何事もなく、
夜になると泣き叫ぶのは、これは腹痛である。
腹は陰に属し、痛みは冷えを主る。
陰寒が甚だしいためである。
(明・万全『片玉心書・心腹痛門』)
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